この間の授業で、東京オリンピックが開催されるという話題になった。
受け持ちの生徒は7年後、ちょうど20歳になる。
「今から7年後、みんなは何をしているんだろうねぇ」
「先生はその頃何をしてるのかなぁ」
などという話で盛り上がった。
考えてみれば、 7年後はどんな世の中になっているかわからない。
学校のシステムも少しは変わっているかもしれない。
ただし、部活動のシステムは、そう簡単には変わらないだろう。
日々生活をしていても、部活動の件が頭をよぎって離れない。
明日も1日中、遠方で試合がある。
定期テストの採点、授業の準備、学級事務などなど、本来のやるべき事は終わっていないのに休めない週末がまた来た。
眉間のシワがまたより深くなっていく気がする。
部活動のとき、生徒の前ではやる気がある風を装っているのが辛い。
遠方に行く際の交通費も出ないのだから、やる気が出なくてもしょうがないだろう。
愚痴でも言っていないとやってられない。
ブラック企業だなんだと言っている人が大勢いるようだが、私たちの職業こそブラックではないのか。
明日に備えて、何も考えず眠りたい。
同じような境遇の教員が、この日本にどれぐらいいるんだろうか。
部活動制度が変だと感じながら、誰にも言えない気持ちを心の奥底に秘めている教員がどれぐらいいるんだろうか。
なぜ変だと思う制度を、変だと言えないのだろうか。
ダラダラとまらなくなってきたのでこの辺で終わる。
「言いたいことも言えないこんな世の中」という歌を思い出した。
受け持ちの生徒は7年後、ちょうど20歳になる。
「今から7年後、みんなは何をしているんだろうねぇ」
「先生はその頃何をしてるのかなぁ」
などという話で盛り上がった。
考えてみれば、 7年後はどんな世の中になっているかわからない。
学校のシステムも少しは変わっているかもしれない。
ただし、部活動のシステムは、そう簡単には変わらないだろう。
日々生活をしていても、部活動の件が頭をよぎって離れない。
明日も1日中、遠方で試合がある。
定期テストの採点、授業の準備、学級事務などなど、本来のやるべき事は終わっていないのに休めない週末がまた来た。
眉間のシワがまたより深くなっていく気がする。
部活動のとき、生徒の前ではやる気がある風を装っているのが辛い。
遠方に行く際の交通費も出ないのだから、やる気が出なくてもしょうがないだろう。
愚痴でも言っていないとやってられない。
ブラック企業だなんだと言っている人が大勢いるようだが、私たちの職業こそブラックではないのか。
明日に備えて、何も考えず眠りたい。
同じような境遇の教員が、この日本にどれぐらいいるんだろうか。
部活動制度が変だと感じながら、誰にも言えない気持ちを心の奥底に秘めている教員がどれぐらいいるんだろうか。
なぜ変だと思う制度を、変だと言えないのだろうか。
ダラダラとまらなくなってきたのでこの辺で終わる。
「言いたいことも言えないこんな世の中」という歌を思い出した。
コメント
コメント一覧 (6)
東京オリンピックの件ですが、まさか国は「東京オリンピックのために、学校の先生に部活をもっとがんばらせよう」などと考えてないですよね。心配です。
東京オリンピックをいい機会に部活動の在り方を見直して欲しい。いまのままではあまりに不健康な制度です。これは生徒、教員、保護者、だれにとってもよくありません。
せめて、杉並区のように部活のように土日の練習は一人一回500円とできないのでしょうか。それも払うの嫌、先生が頑張れ、というのはおかしい。
お金を払うのが嫌なら、近隣の学校が合同して部活をするのはどうでしょうか。移動が大変だからイヤというでしょうか。
結局、お金を払うのもイヤ、移動もイヤ、指導者がいないのもイヤ、自分で子供の面倒みるのもイヤ、をのみこんでいるのが教員なんですよね。「子供がかわいくないのか!!」という印籠をつきつけられて。
「子供が可愛くないのか」という印籠というのは、まさに言い得て妙。
ある種の脅しを受けているようなものです。
パワハラではないかと、最近考えています。
さて「部活動のシステムは、そう簡単には変わらないだろう。」とありますが、小さなことから行動することです。頭の中で考えるだけでなる実行に移しましょう。
少し先のことになるけど、来年度の顧問を決めるときに、勇気をもって発言しましょう。
「私は顧問をしません。勤務時間外や土日は自分と家族をために使います。これって、違法なことでしょうか。体を休め家事をこなし、家族と過ごすことが悪いことなのでしょうか。部活指導で疲れ切って、クタクタです。私がもし顧問を引き受けて、自殺したら、それは部活指導による多忙とうつが原因です。『私が顧問を引き受けないことによりほかの人が迷惑する』といって非難するなら、してください。私は、自分と家族を守るために顧問をしません。今後私に顧問の話をもってこないでください。すべて拒否します。最後に一人でも多くの同僚が同調することを期待します。」
このように大げさに言わなければ効果ありません。また、副顧問やできる範囲で協力してくださいと言われても、すべて「ノー」といいましょう。職場の雰囲気を悪くするから、今まで控えてきまたと思います。それでは管理職や委員会の思う壺です。小さな勇気が変革をもたらします。
おっしゃる言葉が胸に刺さります。
部活は拒否すればいいのです。
しかしそれができないのです。
若手ほどそれができない傾向があります。
年度当初の勇気が必要なのです。
そしてその正当性を管理職が認めなければならないです。