定期考査の前には、テスト勉強期間というものがある。


通常1週間程度、部活動を中止にして生徒が勉強できる時間を確保しようというものである。


ただし、昨今の部活動事情を見ていると、その試験休みでさえきちんと運用されていないことが多い。


例えば試験休み期間の土日に試合が入ってしまったため、土日両方とも部活が入ってしまう場合。

また、その次の週が試合の本番なので練習をする場合。

はたまた、試験休みなど無視して練習試合をするような場合。


私個人の意見としては、試験休みであるから、いかなる理由があろうとも、部活動はしてはならないと思う。

その原則が崩れてしまうと、全てにおいて節操がなくなるからだ。


その一回の試合のために、生徒の勉強時間を奪う権利は部活動にはない。


生徒は、それでも部活動があると言われると、周りの生徒や顧問との関係から勉強をほっぽりだして部活に行かざるを得ない。

「部活にやる気がない」と恫喝されるからだ。


これは、部活動が勉強の足を引っ張っている典型的なパターンだ。


試験休みに部活をする場合、当然教員も土日の部活動につかなくてはいけない。


試験前休みというものは、子どもにとっては勉強の時間、教員にとっては試験問題作成の時間なのである。

それなのに、生徒と教員の両方から時間を奪うことになっている。


教員は土日の部活の引率をし、週が明けてから試験の問題を作成し、疲弊した状態のまま1週間を再スタートしなければならない。


このような例は何も大げさなことではない。

ありふれた日本の学校の光景である。


こんな状態でも、何も不満を持たずに部活動にせっせと取り組む教員が正しいと言えるか。


それとも、現状に不満を感じて問題提起をする教員が正しいと言えるか。

それを考える時代が来ていると思う。


この国は、何かがおかしい。




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