昨日、大きな学校行事の一つが終わり、夜には打ち上げの飲み会があった。

夜1時ごろ、終了。


そして、今朝の部活は試合なので、学校に6:50集合である。

必死に起きて学校に行ったのだが、頭痛がひどい。

熱もあるようだ。


学校に着くと、もう一人の顧問が嬉々として部活の準備を進めていた。

私は発熱していることを告げ、今日の部活を休んだ。


もう一人の顧問は、私のことを気にかけてくれており、

「具合を治すのが大事だから、早く治してね」

と言った。


月曜から金曜までフルで働いて、大きな学校行事もあり、その飲み会もあった。

その次の日に、つまり休みの日の時間外の早朝に部活に行かなくてはならないのである。

休みの日の時間外の勤務、しかも報酬はゼロに近い。


これでは、頭も痛くなるというものだ。

正直、身体が悲鳴を上げている。


しかも、今日だけでなく、明日も部活をするらしい。


「日曜はやめませんか」

と勇気をもって提案したものの、

「自分が指導するから、いいよ」

と却下された。


日曜も、もう一人の顧問に甘えて休んでいいんだろうか。

それとも、日本人らしく、歩調を合わせて部活に行くべきか。


最近思うのは、もっとズル休みしていいのではないかということだ。


目の前の子供のために、自分のプライベートを犠牲にして、さらに自分を痛めつける必要はない。

明日も、可能なら、一日プライベートを楽しみたい。


閑話休題。


東京オリンピック招致で一躍有名になった「おもてなし」。

確かに「おもてなし」の精神は素晴らしい。


「もてなし」に丁寧な意味の「お」をつけたものである。

異説には、「表も裏もない、おもて無しの奉仕精神」というものもあるそうだ。


教員は、過度な「おもてなし」をしている。

目の前にいる子供のために、強制ボランティアをされている。

部活という「おもてなし」をやりたい教員が多いのだ。


教員は聖職だ。

だから子供のために何かしらやりたい、という気持ちは分かる。


ただ。

教員にもプライベートが存在する。


「表も裏もない」のではない。

「表も裏もある」のである。


裏、つまり自分の時間が切迫され、精神的に追い詰められていく気分だ。

この現状を、見て見ぬ振りをし、「生かさぬように、殺さぬように」働かせている国や教育関係者を激しく憎む。


私は、過度な「おもてなし」はしない。

たとえ部活に、どんな教育的効果があろうと。


風邪で寝ている、布団の中から。


みなさんも、どうかお身体と心を御自愛ください。



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