先日、映画「永遠のゼロ」を観ました。


内容は、第二次世界大戦の日本。そこでのゼロ戦乗りのお話。

超人的な飛行操縦術を持つ小隊長が主人公。

小隊長はすぐれた飛行技術をもっているにも関わらず、米機との乱戦になるといつも遥か上空を飛び、被弾を明らかに回避していた。

そんな小隊長を周囲の軍人は「卑怯者」・「国のために命を捨てることができんのだ」と陰口をたたき、非難する。

実は小隊長には愛する妻と、生まれたばかりの娘がおり、そのために「絶対生きて帰ることが大事なんだ」という信念をもった人物であった。

が、ある日、小隊長にも特攻隊の召集令状がやってきて・・・というもの。


あまり戦争映画は好みではないのですが、内容がどっしりとしていて、いい映画だったと思います。

みんな心の中では「命が大事なんだ、死にたくない」と思っていても、口が裂けても言えなかったんだろうなあ・・・と思いました。

言ってしまうと「非国民」と言われるのかな、上官からひどい仕打ちを受けるんだろうな、と考えると、つらかっただろうと思います。


いろいろ考えるところの多い映画でしたが、ふと自分の身の上を考えてしまいました。

つまり、「戦争における戦闘」と「公立学校における部活」の類似性についてです。


戦時中は戦争教育や情操部分の好戦的な教育もあり、国全体が「戦いに向かう」姿勢だったのでしょう。

だから、本当は戦争が嫌だと思っていても、絶対に口外できなかった。

命が大切だと思っていても、お国のために死ににいくことが美徳だったのです。


公立学校も似ています。

教員は昔から脈々と受け継がれてきた部活動のあり方と、諸先輩方の訓示により、学校全体が「部活動をすすんでやる」姿勢なのでしょう。

だから、本当は部活動の土日を休みたいと思っていても、絶対に口外できない。

自分の家族が大切と思っていても、部活のために、生徒のためにプライベートを割くことが美徳であるのです。


こんな風潮だから、息苦しいのかなと思います。

教員全員で、また生徒全員で部活をやろうとするから苦しくなる。

いろんな価値観が認められて然るべき時代。今は戦時中ではないのですし、選択の幅をもたせなければ。


私は「部活動をしたくない、自分の家族や自分の時間のほうが大切だ」と声高に主張して、「非国民」(この場合は非教員というのでしょうか)と非難されるのが、まだ怖いです。

だから、ある程度部活に行っています。

今年の部活はもう終わりましたが、来年からまた憂鬱な部分が大きいです。


米国に勝つという大きな目標のために国全体で動いていた戦争。

子どものために部活をするという大きな目標のために学校全体で動いている今の現状。


風潮が、雰囲気が、時流が、否応なく部活をする空気をつくりだしていると思います。


来年は、よい年になりますように。

願わくば、部活動が正しい方向へ進まんことを。

そして、みなさんが、心身ともに余裕をもって過ごせますように。


あと1回は年内に更新したいと思います(笑)


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