たまにはほっとする話を。
私は現在、クラス担任をしている。
昨年度からもっている学年で、日に日に愛着が増してくる。
私はある教科の専門家であるという自負から、授業に力を入れている。
授業研究をしっかりと行っている成果で、生徒による授業のアンケートも上々の結果が出ている。
単純に教科書をなぞるのではなく、生徒の興味関心に応じた導入を工夫し、板書計画をしている。
授業研究はたいへんなので辛いことも多いが、生徒の輝く顔を想像しながら楽しんでやっている。
極論になるが、もっている教員免許は一つの教科の免許であるから、最低限授業さえきちんとやっていればいいのである。
そして、もちろん学力をつけて次の学年へ、そして次の高校へと進学させるのが我々の責務である。
これだけははき違えてはならない。
土日の部活動に没頭し、月曜日から体調を崩して休む教員がいるが、論外である。
それは自己管理の問題ではないか。
話を戻します。
日々の学校生活で、放課後になると生徒は部活動に行くことになる。
私は部活動の指導に行く前に、クラスの生徒の自主的な学習を支援している。
具体的には、中学校の早い段階で学習につまづいてしまった生徒に、家庭で問題集を解かせ、放課後に解説をするというものだ。
生徒については完全に自由参加なので強制はしていないが、いっしょに放課後に黒板を使って考えるとわかりやすいし、とても楽しい。
私の専門外である英語や数学(教科がばれそうですが 笑)でも何の教科でも教えるようにしています。
こういったときに、学生時分に塾や家庭教師でアルバイトしておいてよかったと思えます。
これから教員を目指す学生の方々、いろいろなアルバイトをしておいてください。どんなアルバイトでも将来の肥やしになりますよ。
いっしょに問題を解いていくなかで、「なるほど!こうやればいいんだ」という生徒の笑顔が好きです。
学習につまづいている生徒に手を差し伸べて、そしてそれを自信にしていく過程が手に取るようにわかるのです。
授業以外の場面で、教師冥利に尽きるというのでしょうか、うれしい瞬間です。
それでも部活動の指導にもいかねばなりません。
そしてそういった自主学習をする生徒にも部活動があります。
まだまだ解説をしてあげたいのですが、私も生徒も部活動へと散っていくのです。
「もっと時間があったら・・・」と思います。
学力をあげるという本来の目的は、授業以外の補充学習においてもなされるべきです。
特に、英語や数学を初期段階でつまづき、諦めている生徒にとってはなおさらです。
積み上げが大切な教科はなおさらです。
だけれども、そういった生徒は、その現状に気づくことなく自分の好きな部活動に没頭していく。
正直、「あなたは部活動をするよりも先に、英単語を覚えなさいよ」と思ってしまいます。
部活動はそりゃ大切です。
ですが、私のような学力を下支えする役割の教員がいてもいいのではないでしょうか。
実際、自主学習をしている生徒には好評ですし、保護者からも感謝の言葉をよくいただきます。
部活動へと手を広げすぎた挙句、生徒の学力が野放しの現状があると思います。
生徒の将来に大きくかかわるのは部活動もそうかもしれませんが、なによりも学力です。
部活動が教員にとっても生徒にとっても、「学習という嫌いなことから逃げて、好きなことだけをやる」という逃げ道になっていることが往々にしてある。
部活動は生徒の心のオアシスでなければなりません。
しかし、学校生活のすべてであってはならないと思うのです。
忌憚なきご意見をお願いします。
激論、戦わせましょう(笑)
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コメント
コメント一覧 (65)
是非、部活動の顧問は「しません」と言ってみたいですが、やはり職場で村八分にあうのでしょうね。
学力をどのようにつけるのか。なかなか難しい問題に広げてきましたね(笑)
確かに、個別に教えてあげられる時間があればと思うことはあります。
実際に教えていたこともあります。
ですが、結局その子が学びたいと思えるかどうかが大切な気がしています。
だから、学びたいから教えてもらいたい、そういう子に効果はあっても、残れと言われて居残りさせられる子にあまり効果は期待できません。
大人だって嫌々聞く講演会の話なんて、そうそうちゃんと聞けないでしょう。
教員にとって、よりやる気が出るように、より力がつくように授業をすることは義務だと思います。
でも、子どもにとっては学習だけがすべてではない。時間になれば、嫌なことから開放されて汗を流しに行く。ダメですか?
だって、五時間、六時間も勉強したんだからいいじゃない。
勤務外なのに子どもの気分転換に付き合ってられない。と言われればそれまでですが(笑)
その気分転換にどんだけ自分が犠牲にならなきゃならないんですか・・・
じゃあ今から中学校教員になるのをやめればいいのでは?
それで解決しますよ(笑)
このブログも教員の現状を発信していると思います。周りの人はそれぞれの立場でそれぞれの考えを言うと思いますが、真由子さんは真由子さんで。私は私で。
ならなければ確かにすべて解決ですね!小学校の免許もあるのでとりあえず続けてみて、そのような扱いされるのであれば移ります!
でももう少し改善してほしいですよね。顧問二人で月2回交代で土曜日部活みるとか。
はっきり言って邪魔。
嫌なら辞めろって何様?
冗談です。今のご時世教員になる方は本当に貴重です。
先輩として、今から教員になる方たちの支えになる責任があると個人的には思っています。
むむさんと出会うことは恐らくないでしょうが、そういう気持ちであなたを待っている先輩は必ずいます。
自分は教員になってからの三年間部活漬けでした。しかも専門外の競技でした。いま思えばよくやりきれたなと思います。勤務に関する知識もなかったので休みが無いのも当たり前だと思っていました。
ただ、初任で授業もクラスもなかなかうまく行かない時、支えになったのは部活動の保護者の方から「先生いつもありがとうございます」とかけてもらう言葉でした。その一言でがんばることができました。
部活動がなければ、自分の場合教員を続けられたか自信がありません。
部活動は問題をたくさん抱えています。存在自体が問題と考える人もいると思います。
ですが、やってみなければ良さも問題点も見えてきません。具体的な改善点も分かりません。
合う合わないは当然あると思います。まずは、がむしゃらにやってみてください。きっと素敵な出会いや、出来事があります。
辛い時や苦しい時は助けを求めて下さい。力になってくれる人が絶対います。
嫌なら辞める。極めて論理的だと思います。
嫌だ嫌だ。と言うなら辞めればいい。
不安だ不安だ。と言うなら情報をバランスよく与えればいい。
何様?と簡単に聞いてしまえるあなたこそ何様?と思いますが。
論理的に語りましょう。
サイトを掻き回したいだけ?邪魔?
考えの違いを受け入れるのはなかなか難しいことなのだと改めて感じます。
ちなみに自分は校長でも中体連関係者でもありません。部活命!でもありません。しがない一教員です。残念ながら証拠を見せることはできませんが。
部活にはメリットもデメリットもあります。
批判することは簡単です。でも変えるためには、批判だけではダメだと思います。
部活の持つメリットを理解した上で、問題をどのように解決すべきか考えるべきです。
なぜなら、批判だけでは部活をがんばっている方を説得できないからです。
そんなこと関係ない。今すぐ部活をやめればいい。そんなことが机上の空論であることは現場を知る方は分かると思います。
考えの違いを理解し、受け入れることからこの問題の解決は始まると思います。
やりたくない人にまで部活動をやらせるメリットは何?
子供が頑張っているから、という言葉をなんどか今まで拝見しましたが、12歳の子供に時間の使い方も教えずに、大人が決めたルールに洗脳しているのでは?
メリットもデメリットもあり、やりたい・やりたくない双方がいるのなら、せめて土日片方の活動にする、長期休みの活動ももう少し少なくしてほしい。読書、家の手伝い、老いた祖父母を訪ねる、ボランティアなど、部活以外の大事な活動もたくさんあります。
生徒達の事を考えて下さるなら、まずは、先生方が、自ら充実していてほしいです。
部活を引き受けてもらえたなら、大多数の子供や保護者は、適正な時間配分や、指導を希望しています。中学生の部活動に対し、自主活動という名目で、放置されるくらいなら、最初から、断ってもらいたいと願います。(それが難しいのでしょうが。。)
わが子が、もし部活動が原因で命を落としたのなら、私は、誰を、何を憎むのだろうと、考えてしまいます。
真由子さんの「クラスの生徒の自主的な学習を支援」の件ですが、長期的な視点で考えることが必要です。
たしかに教員としては、わからない子どもに個別に指導しそれなりの反応があれば、うれしいものです。しかし、気をつけるべきことがあると私は思います。これが私の思いすごしならいいのですが。
それは、子どもが放課後の学習支援を「あたりまえ」のものとしてとらえるといろいろ誤解を発生させることがあるからです。
①放課後の指導を期待し、本来の授業での真剣さがおろそかになる。「あとで、真由子先生に教えてもらえばいい。」を発想することがある。
②指導の仕方が教科担任と異なり生徒が混乱することがある。
③多忙でこの指導が難しくなり、中止が続くと生徒から不満が出る。
④放課後指導の生徒数が増えるといままでのような対応ができなくなり、初めから参加していた生徒と後から参加した生徒の関係がおかしくなる。
などです。
私が言いたいのは、現在のシステムは授業で教科指導をすることを基本に考えられ、計画されているのです。そのための人とお金しか準備されてないのです。したがって、無理をすれば、それが教員にかかってくるのです。
体をこわさないようにしましょう。
考えの違いを理解し受け入れることから…
それご自分のことでは?(笑)
偉そうに語っておられるけど、ブーメランですよ。
このブログでは、部活を肯定するような意見は叩かれるわけですね(笑)
自分にとって部活は大変ではあっても、辛いものではありません。そこまで問題意識はありませんでした。
だから、このブログを拝見させていただいて考え方は広がりました。
意見を受け入れていないわけではないですよ(笑)
その上で、どうするのがよいか考えてしまいます。実際、愚痴や問題点は上がっても、改善する方法は見えてこない。別にそれでもよいのですが…。
ただ自分としては、これからの教員人生の中で解決までいかなくとも、解決の糸口は見つけたい。
それが子どもにとっても教員にとっても必ずプラスになると思うからです。
今は正直もやもやしています。
自分の意見が否定されたからって、必死で理屈考えているんじゃないの?
暇な先生乙w
レスどもです。
学校だけで子どもを囲ってはいけません。こんなことは五十年も前にカバゴン先生こと阿部進が指摘していたことですが。
部活動の役割にしたって学校がやらなければならないとも思いません。
部活動全員加入と全員顧問制度は廃止です。部活動などやりたい人だけやればいい。
肯定派だとか否定派だとかあまり関係ありません。
廃止だ!と叫んで廃止になるなら簡単です。
それが難しいからやり方を考えるべきだと言っているつもりですが。
具体的にどのように廃止にするのか。教えてほしいです。
言ってる事支離滅裂でしょ。部活大好きなら、このサイトに来て問題にすることはないんじゃないの?ホントただ煽ってるだけの暇人なんだねw
平日は4日、土日は月2日だけとか。
インフルエンザで学校が早下校になっても、いくつかの部活は活動してるという話を聞きそこまでやる必要ある?って思います。
平日2時間、休日8時間、週で計算すると26時間・・・年間1万時間も部活にかけてるのは異常にしか思えません。
部活推進派の意見の人に指導に入ってもらうのも手かなあと思います。実際、
①我が子のためなら土日部活指導する。
②スポーツを通して土日も部活で地域の子どもを教える、他校種の教員
③その競技に精通している、(ありがたい)地域の方
が指導しています。
部活が好き、その競技が好きという人には土日常時つぶれ、その他諸々の負担も受け入れられるのかもしれません。(本当にそうかな?)
ボランティアであれば、その学校の教員がしなくてはいけない、ということはないですよね。もちろん部活推進の意見の人はすでにどこかの部活の指導に入ってるのかもしれませんが。その場合頭が下がります、すごいと思います。
上記にあげた方々は「その学校の教師なんだろ?土日も部活しろよ」ではなく、「推進するからには自分も動く」です。しかしやっかいなのは、「先生部活してください」なのに「自分は動かない」という方々です。
ぜひあなたの意見を聞かせていただきたいです。
部活についてどのように考えていますか?
週に20時間とか、土日ほとんど潰さないと、色々挙げられてる部活のメリットって達成しないんですかね。別に週3~4でもいい気がします。わたしも今振り返ると、高校の部活の先生自身が国体で全国2位まで入った先生で、テスト週間除いて年間10日すら休みなく部活に出てた気がします。つまり丸1日休みの日がほとんどなかった。今思うとそこまでやる必要あったのかな?と思います。毎日毎日学校にいた気がします。
しかし、何か起きた場合、自主活動という言葉で、学校側も、責任を転嫁する姿勢も感じられます。
でも、さんざん調べても、この国の公立中学の部活動は、やはり異常と感じます。
一番問題なのは、この仕組みを作ってきた文科省であって、一部の部活動に満足している人を除けば、現場にいる教師や、生徒は、このおかしな事に巻き込まれ、お互いに不幸ではないですか?
中1のわが子は、部活動に入っていませんが、部活動に所属している友人たちに対し、「みんな洗脳されている」という表現を使うことがあります。
このブログこそ、国の偉い方々に、内容分析してもらいたいですね。
コメントありがとうございます。
「しません」というのはかなり厳しいと思います・・・。
新任のくせに、という感じで冷たくあしらわれるでしょう。
コメントありがとうございます。
学習がすべてではないと思いますが、勤務外のことを定年までし続けなければならないは苦痛です。
気分転換は勝手にやってほしいと思います。
コメントありがとうございます。
同感です。理不尽な状況、でも休めない。
もう犠牲なるのはまっぴらごめんなんです。
中学校教員をやめればいい、というのは極論であり、非論理的です。
そんなことを言ったら部活をしない教員は、教員ではないという宣告といっしょです。
コメントありがとうございます。
とりあえず「がむしゃらにやってみる」、この考えが嫌いです。
制度や理屈はおいといて、とりあえず若手はやってみろ、という考え。
ずっとこれできたんです、だから今がきつくなっているんですよ。
コメントありがとうございます。
部活万能論が幅を利かせているように思います。
土日は部活、それさえやってればOKみたいな。
部活は少しでもいい、そのほかの有意義な活動もあるのだから。
えてして顧問の自己満足のパターンが多いような気がしますよ。
コメントありがとうございます。
いまの体制では、平日や土日に余裕をもって部活動を指導できるわけがありません。
それは生徒にとっても不幸なことであり、ひいては学力の低下も招きます。
そして部活動での事故や悲劇も考えられると思います。
コメントありがとうございます。
自分のできる範囲で、またほかの人を強制させることなくやりたいと思います。
コメントありがとうございます。
部活肯定の意見も貴重です。どんどんご意見ください。
キューピーさんのように、部活を辛いと思わない人もいると思います。
そういった人たちとどう共存していくか、それが課題だと思います。
コメントありがとうございます。
学校が子どもに干渉しすぎですよね。
やりたいひとだけ部活やってください。私は怒られる筋合いはない。
コメントありがとうございます。
そこまでして部活動をやるのって、なんなんでしょうね?
インフルエンザのときも然り、部活動をやることが絶対正義だと思っている教員も多い。
コメントありがとうございます。
ロボットを作るのではない、同感です。
自分で考え、そして土日に有意義な時間を過ごす人間が必要だ。
部活好き教員は、過去の悦楽に浸り、そしてあらたな同胞を作り出そうとしているように思えます。
コメントありがとうございます。
そこまで部活ばっかりしなくていいですよね?
毎日学校にいる、それがいいような風潮ですが、それでいいのか。
家での会話や団らん、旅行なんかは下らないことなのでしょうか。
コメントありがとうございます。
洗脳、限りなく現状に近い表現だと思います。
何も考えなくていいのです、部活動に入っていれば。
そして顧問もオートマティックに土日の活動をする、考える暇さえ与えられない。
どんな意見があってもいいですが、調べれば調べるほど、この国の部活は矛盾点だらけだと思いますよ。
コメントありがとうございます。
部活の現状は批判していますが、土日になると嫌々部活に行く。
そのギャップというか、自分の弱さが嫌いなんです。
そして部活をすべて休みにもできない空気があるんです。
自分が嫌でたまらない、そしてそう思わせている部活動が嫌いです。
生徒さんや保護者の中にも、こんなにやる必要ある?って思ってる人多いですよ。もう少し減らすよう、真由子さんが提案してみたらどうですか?
コメントありがとうございます。
私の学校は縦社会なので、なかなか厳しいところはあります。
土日の部活について、もう一人の顧問に削減していく方向で提言したことがあります。
ただ、やんわりと否定されました。
もう一人の顧問にとっては、土日の部活は苦痛ではなく、むしろ喜びなんでしょうね。
年末年始の練習も同様で、私が最初に出した練習日数の二倍の日数を提示してきました。増えた分の日は、もう一人の顧問がやってくれたのですが。
じわりじわりと土日の部活を減らす方向でいきます。
それが保護者の方にもいいことなのに、と思いますが。
縦社会というより「子どものため時間を惜しまない」という言葉が、何か大きな権限?を握ってるような。その一言には言い返しずらいのかな?
コメントありがとうございます。
その一言には言い返しづらいですね。
水戸黄門の紋所のように、無敵だと思っている人がほとんどです。
子どものためなら土日も捨てるのが普通なだという考えは、普通ではなく異常です。
採用当初は、できるスポーツがなくても、「熱意で」なんとか頑張ろうと思いました。しかし、頭がおかしくなり、髪の毛がごっそり抜けました。(年齢、シャンプーのせいではなく)
同僚の多くが、副顧問、不活発な部の顧問にこぞってなろうと椅子取りゲームするのに、誰も声高に「部活したくない」と言わずに、そのことを問われると「子どもがいるから」「去年したから」「病気があるから」「女がすればいいのに」「男がすればいいのに」「私は○○をしているから忙しくてできない」と言います。
「やりたくない」と言えないのですよ。ベテランも若手も、男も女も。
コメントありがとうございます。
やりたくない人は多いんです。
ただ、だれも本音は言えない。
言えないようにしている上の人の術中にはまっているるのです。
コメントありがとうございます。
保護者にもいろいろあって、部活をガンガンしてほしい人と、部活は適度でいい人がいるようです。
全体の割合から言えば、適度派が多い気がしますが。
肩身が狭いのは保護者も教員も、少数派なのは同じです。
①がんがん望んでいる人 ②何も考えてなく(考える必要も、きっかけもなかった)学校が入れというから、内申にも影響するし、入るのが当たり前だと思っている③疑問を持っている人
日本では、集団行動をとらないと、仲間はずれになる傾向があるのを、皆、よくわかっているので、②でいる人は、多いです。
ところが、②の方の、子の身に、いじめや、事故が起きた途端、疑問を持つようになるのですが、一度入ってしまうと、相当な事が起きない限り、保護者からは、異論を唱えがたい環境です。沸沸と、③のようには、思っていても、なかなか、③の立場をとれない。
保護者も、先生への子供の印象を悪くしたくない。クレーマーと呼ばれたくないから、学校側にもよほどのことでない限り、言いづらい。
保護者の方々も、今の制度だと、長時間時間が空くようになり、楽だし、皆もそうしている。
わが子に何か起きた場合、「調べればわかったはず」「部活とはそうゆうものだ」等という言葉で、後悔は、しないのですか?
年に、何回ものニュースで、部活動での自殺や、死亡事故が起きているのに、わが子に「運が悪かった」と思えるのか。。
まずは、自分自身が中学時代に、疑問に思っていた部活動に対し、わが子に、自信を持って、説明できるように、このブログをとうして勉強させてもらっています。
コメントありがとうございます。
保護者の方にも知る権利があると思います。
そして学校には保護者に知らせる義務がある。
ブログを通して意識が高まるといいと思います。
コメントありがとうございます。
さようなら、はさようなら文字通りの意味であってほしいものです。
部活もほとんど強制のようなもの。
おかしな制度です。
私は真由子さんの取り組みは素晴らしいなと思います。
他の記事などでは批判も多いですが頑張ってください。
私の仕事場である大学で今起こっていることをお伝えします。
少子化、それに伴った大学進学率の上昇に伴い、
最近、基礎学力が欠けた大学生が非常に多くなっています。
そんな学生に対し、大学も様々な手を打っています。
私もいくつか講座を持っていますが、1つの講座は1.5時間×15回。
英語、数学で最初でつまづいた学生に、必要な学力をつけるなんてとても無理です。
そんな学生が苦労するのは就職活動です。
筆記試験であまりにも点数が悪い学生を落とす企業は結構よくありますので、就職活動にとても苦労します。
また、基礎的な学力にかける学生達が、社会人になってからも苦労していることもこの耳で聞いています。
私が塾で勤務しているとき、ほとんどの先生の授業がロクな授業をせず、生徒の学力を低いまま放置しているように見え、憤慨していました。
(もちろん素晴らしい授業をして、生徒の学力を確実に向上させている先生もいらっしゃいます)
その理由の一端が部活であるのであれば、部活の時間が長すぎることがあるなら、本末転倒ですね。
部活が長すぎる→先生が授業研究ができない→生徒の学力が上がらない→就職するとき、した後に苦労する
というサイクルを終わらさないといけないですね。
真由子さん、お互いのフィールドで頑張りましょう!
私は野球が好きで野球部の監督、顧問をしているので土日祝日はすべて部活動です。もし、野球好きな人でなければできないでしょう。
しかし、その部活の内容が好きでも嫌いでも、大変でも大変じゃなくても、「教師」という職種にこだわる限り、現状では必要とされているモノなのではないでしょうか。
本当に戦った結果「辞める」という選択肢を探し出しましたか?
生徒と一緒に活動してみる、生徒と一緒に練習してみる
生徒と一緒に悔しがってみる、生徒と一緒に喜んでみる
教材研究ってそんなに偉いことなんですか?
当たり前のことですよね?
部活の面倒見るのそんなに偉いことなんですか?
当たり前のことですよね?
結婚なさっている、子供が小さい、親の介護が、
そういう背景があるなら別にして、
一個人として「普通の生活」を充実させたいのであれば
教育の世界からは足を洗うことをお勧めします。
生徒の成長が、クラスのまとまりが、部活の成長が
個人的な充実に何も結びつかないのであればそれはつらいはずです。
だったら自分のためにも教員を辞めるべきだし、生徒にとっても不幸せです。
教師だけが仕事ではないのでは?
新たなる挑戦を応援しています。
上の方の「一個人として『普通の生活』を充実させたいのであれば教育の世界からは足を洗うことをお勧めします」という言葉は、ちょっと現実から距離があるかなぁと思います。
教師も一個人。「普通の生活」があって、「学校での教師」の顔がある。
現在130人に一人が教師といわれます。決して、特別な職業ではありません。
いろいろな個人、個性があって、現場は回っています。
だから、いろいろな個人、個性が「大切にしたいこと」を大切にできる、そんな環境がつくれたらいい。それがあなたのように「部活」であっても、管理人さんのように「授業」であってもいい。どちらも大切にできればそれはすばらしいですが、それを全員に強制することはできないのが現状かと。いろんな人、いろんな個性がいますから。
そういう方向で、教育現場をどうしていったらよいか、みんなで知恵を出したいですね。
教材研究をする。
生徒に『わかった!』『できた!』
と実感させる授業をする。
これがわれわれ教師の一番の仕事でしょう。
授業を充実させると生徒はついてきます。
授業を充実させると生徒指導もできます。
当然です。
放課後の補充学習では,部活動に入っていない問題行動のある子に親身に指導します。
勉強の苦手な子どもは自信をもちます。
教科指導は,とても大切なのです。
このことに,世間はもちろん,ほとんどの教員も気づいていません。
授業ができない教員ほど,部活動や雑務に命を捧げます。
部活動なんぞ誰でも指導できます。
生徒は勝手についてきます。
生徒がついてくるから教師は勘違いをします。
教材研究は苦しく,なかなか評価されません。(生徒や保護者には結構評価されますが)
部活動は楽しく,すぐに評価されます。(生徒にも保護者にも同僚にも管理職にも)
ハッキリ言います。
部活動は逃げ道です。
『部活をもたないのなら辞めろ』
『働きたくない教師の言い訳』
『なら塾講師になればよい』
などのコメントが目立ちます。
世間の無理解を非常に悔しく思います。
部活動と教材研究の両立は、過労死ラインを遥かに超える教師の労働によって成り立っています。
なぜ,そんな部活動顧問を半ば強制的にさせられなければならないのか。
我々,一生懸命な教師に人権はないのか。
部活動は教育制度の致命的欠陥です。
真由子さんのような,授業を通して生徒を伸ばす貴重な教師が教育現場で生き生きと働けるような仕組みに,日本の教育制度をしていく必要があります。
だからこそ部活動顧問制度は許せない。