世間ではゴールデンウィークに入ったようです。

ご無沙汰しております。全国の同業者の方々、お元気にしていらっしゃいますでしょうか。


日々、たくさんのコメントに驚いています。

一つの記事を書くと、100を遥かに超えるコメントが寄せられ、様々な方の意見が交錯します。

なかには部活について考えあぐね、検索の結果としてこのブログに辿りついた方も少なくありません。

また、私と同様に職員会議等において、なんらかのアクションを起こした方もいらっしゃいます。


例の職員会議であれほどの孤独感を感じた私でしたが、全国に私に同調してくださる方がいらっしゃることを実感します。

私の職場においても実は同調者は存在しており、しかしその意思を表明することができない人が多いのかもしれません。

それはそれで異常な職場と言えるのかもしれませんが。


さて、この土日は当然のごとく部活動です。

今日は一日中試合でした。

朝7:30から会場準備をし、朝一番から審判をしてきました。

某ハードなスポーツですから、審判も相当な体力消費をします。


プレーヤである生徒の目、保護者の目、対戦しているチームの顧問の目。

それらのプレッシャーを感じながら審判をするのは、一筋縄ではいきません。

ぐったりしながら、またその一方で自分のチームの監督をこなします。


試合はだいたい9:00前後から。

私の学校の生徒は常に輝いた目をして、試合に臨みます。

日頃、勉強は苦手で授業ではうまくいかないことが多い生徒も、水を得た魚の如くプレイを重ねていきます。

部活動を肯定的にとらえてみると、日頃の生徒の様子とは違う輝きが見えるということも言えます。

自分のチームもそうですが、審判をしながらでも、他チームの選手のいい表情が見えるなあと思いました。

これぞ青春の1ページというのでしょうか、生徒や保護者の歓声がこだまし、試合は進んでいくのでした。


たくさんの試合が経過していき、全て終了したのは17:30。

そのときには私は精も根も尽き果て、帰宅する準備さえも億劫な状態。

来週の授業準備や学級事務など、できるはずもありません。


さすがに明日は一日お休みにしました。

今度の4連休も、後半の2連休は完全オフにしました。

これくらいの自由は私にあってもいいでしょう?



私の学校では、部活動に熱心な顧問が多くいます。


この土日、次の火曜日の祝日のお休み、そして次の4連休。

某部活はすべて練習試合を行うそうです。


またさらに違う部活では、遠征と称した泊まり込みの試合さえあるそうです。

他県へといそいそと遠征をする部活動。何が正しい部活なのか、感覚が分からなくなります。


そんな同僚が多く存在する中で、どういう連休の使い方をすればいいのか、悩まないほうがおかしいですよね・・・。

そりゃ保護者からしたら、たくさん練習試合や試合を組んで、我が子を強く鍛えてくれる顧問のほうがいいと思うでしょう。

そんな一部の「熱心な顧問」との比較が生徒や保護者によって行われるから、私は自分の休日を、休日として受け取れない事態に陥るのです。

とりあえず、心身ともに健やかでいられるように、休みの日の計画をしたいと思います。


今日の話題は、部活顧問というのは、麻薬のような中毒性を多分に帯びているのではないかということです。


今日一日中、試合に携わり、また審判をしました。

少しずつながら審判の技能も向上し、以前よりは審判を楽しめるようになってきました。


そんな中で生徒が技術的な向上を見せ、またそこでの成功体験からくる成長を目の当たりにしたとき、教師としては喜びを感じざるを得ません。

その際の笑顔、仕草、充実感に満ちた様子は、学習においての成長の瞬間と比べても遜色ないのではないかと思えるほどです。

審判や監督をして身体的な疲れはありますが、「なんだかよかったな。教員として頑張ったな」という感想をもった一日でした。



これが。

これが部活動顧問の中毒性なのだと思います。


自分の趣味や、教材研究や学級事務、読書や家事や、その他もろもろの自分の時間を大切にしたいと考える教員の、正常な感覚を蝕む中毒性なのだと思います。


「土日、休みたいけれども、生徒の成長が見られるから練習試合を組もう」

「保護者の要請もある。そしてなにより生徒の充実感を支援してあげなくては」


などなどの、教員冥利に尽きる部分を刺激してくるのです。


私もそうですが、教員になる人間というのは、生徒が大好きでたまらない人間がほとんどだと思います。


私も学級で、廊下で、さまざまな場所において中学生と接するのが好きです。

ふとしたきっかけで話し、またそこから生徒との信頼関係が始まる。

できるだけ多くの生徒と触れ合い、そしてそこから得られるものがあればと切に願います。


それが土日の部活動においてもなされるのです。

そして当初は部活動に疑念を抱いていた教員も、次第に感覚を麻痺させ、土日を部活に費やすようになるのでしょう。


現在の日本の部活動は中毒にまみれています。

そしてその中毒性を客観的に自覚している人は少ないです。

「皆で部活をやろう」と声高に叫ぶ管理職がすべての教員を先導し、その中毒化は激化の一途を辿っていきます。

たとえその部活指導への対価が、本当に雀の涙だとしても。

中毒の先の快楽へ、「生徒のために」というエクスタシーを求めて。


私は、正直、今日の部活は楽しかったと感じました。

そして、同時に、そんな状態になっている自分を恐ろしくも思いました。


ライフワークバランス、そして、パートナーとのバランス、さらには将来授かるであろう我が子とのバランス。


それらを考えていくと、部活の制度というのは絶対的に根本における欠陥を抱えており、不条理と言えるほどにおかしい制度なのです。


部活動の教育的効果は十分に理解しています。

そしてこの数年間で、部活動の楽しみも少しは分かっているつもりです。


ただ、私は向いていないのです。

私生活全てを、そして私財をなげうって土日を潰してまで部活をやる中学校教員に。


現実として、中学校教員における部活動というのは、社会の要請といえるでしょう。

「やって当たり前のサービス」、飲食店における飲料水の提供のように。

それは紛れもない事実です。保護者の期待値も異常なほど高い。


であるならば、中学校教員の適性として、部活動指導も内包した教員像が求められているのです。

そうドライに考えるほうが、もう、私にとっては楽になってきました。


中学校教員に多くの未練があり、管理職に小学校教員になるということを、依然として告げられていません。

卒業生とのつながり、思い出。多くの同僚との出会い、切磋琢磨。

行事への熱意、感動。生徒の笑顔、涙、成長していく後ろ姿。


それらが今になって私の足枷となって、新しい一歩を踏み出すのを阻むのです。


人生のターニングポイントに差し掛かっているのを自覚しています。


たくさん悩み事のあるこの頃です。

お酒の量が増えてきました(笑)


歓送迎会等のお酒の席が多い折、飲みすぎにご注意ください。

また、飲酒運転にも。


今日は自宅にてビールを飲みながらの記事執筆でございました。


願わくば、この記事を今宵のお酒のあてにでもしていただければと思います。

私にとっては苦みのある、とっつきにくい、そして、くせのある記事になってしまいましたが。


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