11月3日(月)、私のブログが毎日新聞の朝刊にて取り上げられました。


◎ 以下、記事抜粋 ◎


 公立中学校に勤務して6年目という女性教員が「真由子」の名前でつづるブログがある。

 全ての教員が部活動の顧問を務めなければならないことに不条理を感じて悩む真由子さんの心情が書かれていて、実際に部活指導に携わる教員らが共感のコメントを寄せている。

 9月23日の文章は大阪市が市立中学校の運動部活動の指導について民間事業者への委託を検討し始めたことに触れている。教員の負担軽減と技術指導の向上を図ることが目的で、経費は年間数十億円と試算される。

  真由子さんは「外部委託」に賛同の意を示しつつ、現状では部活の指導が教員のボランティアになっていること、本来お金をかけてやるべきことを、なるべくお金を使わないように教員に「丸投げ」してきたことを指摘している。そもそも競技に関する専門的な知識や技能を持っていなくても分担して指導にあたっている のが現状だ。

 部活動は学習指導要領の中で学校教育の一環として、教育課程との関連が明記されている。だが、放課後の部活指導は業務外扱いで、試合の引率などで休日出勤した場合は1日数千円の手当がつく。真由子さんは金額に不満があるのではなく、本来の業務である授業研究や生徒指導に十分な時間が取れないことを訴えている。

  教員の忙しさを裏付けるデータがある。日本を含む34カ国・地域の中学校教諭の勤務状況について経済協力開発機構(OECD)が実施した調査によると、1 週間当たりの教員の平均時間は日本が約54時間で最も長かった。そのうち部活など課外活動指導が約8時間で参加国平均の3倍を超えていた。

 ブログによると、真由子さんは6月の中学総体のために35日連続勤務をこなし、体調を崩した。部活の顧問から外してもらったが、後ろめたい気持ちを抱えたままだという。

 部活の意義と役割は認めたい。企業スポーツとともに日本の競技力を支えてきた。学校生活の一番の思い出に部活を挙げる子どもたちは多い。自ら車を運転して遠征に出かけたり、生徒を自宅に住まわせたりして成果を出してきた「熱血先生」の献身と情熱には頭が下がる。

 我が子をスポーツの強豪校に進学させたい保護者の期待は大きい。学校のPRになると部活を推奨する管理職もいる。

 教員なら部活の顧問はやって当たり前で引き受けないのはわがままなのか。「熱血先生」の陰には多くの真由子さんがいることを知ったうえで部活のあり方について考えたい。


◎以上、記事抜粋おわり◎


また、後日にはその記事についての投書も記載されました。


また、12月30日(火)のYAHOO!ニュースにて 「部活動 先生も生徒も本音は『休みたい』――『みんなやりたいと思っている』勘違い」という記事でもリンク元になっていました。

URLはこちら  →  
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20141230-00041907/


また先日始めたTwitterもフォロワーが400人を超え、反響が大きいのを感じます。


Facebook上でも反響が大きく、昨日のブログへのアクセス数は13000を超え、今日のアクセス数もとどまるところを知りません。


年末で学校業務や部活動から開放された同業者の方々が賛同の意を示してくれているのと、世間の目が部活へと注がれているのを感じます。

アクセスしていただいているのも、同業者の方々、保護者の方々、生徒、そして著名な教育関係の方々と、多種多様な職種の方に及んでいます。


今までひたかくしにされていた部活動の内幕と、その正確な法的な位置づけについて、明るみにされるときがきたようです。

「教員は聖職」の名のもと、見向きもされなかった教員の部活におけるリアルな苦しみが、少しずつ世間に周知されているのを嬉しく思います。


こういった流れを受けて、ブログを継続してきて、はじめて嬉しく思いました。

思い返せばブログ開設当時は、全くもって誰にも相手にされませんでした。


それでも毎日の思いを、せっせとつづり続けました。

平日も土日も、時間を見つけて自分の考えをまとめ、自分なりに文章にしました。

するとぽつりぽつりとコメントが寄せられました。

その内容は

「教員は高い給料をもらっているのだから、部活なんてやって当たり前だろ」

「子どものために、土日も全て部活をやるのが素晴らしい教員だ」

「ブログなんてやってる暇があるなら、部活動に行って子どもの成長に貢献しろ」

といった辛辣で、感情的で、的外れな意見が多くありました。


するとある日、YAHOO!ニュースに取り上げられ、その日のブログへのアクセス数は28万を超えました。

そこでも多くのコメントをいただきましたが、その多くは批判的な内容で攻撃的な含みをもたせたものが多かったのを覚えています。


いま、コメントの多くは建設的なものが多くなってきています。

感情的なコメント、精神的なコメントが少なくなり、議論をする素地ができてきたのではないかと感じています。


今年は私にとって、部活における大きな転換点となりました。

できることなら、来年はさらに大きなムーブメントになってくれればいいと思います。

そのためには私もできることを行動に移していく所存です。


それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

Twitterではもう少しつぶやこうと思っていますので、そちらでもお会いしましょう。


Twitterアカウント → @mayuko4460


Twitterではブログよりもっと気楽につぶやいていますので、お気軽に声をかけてください。

すぐにでも返事をしますので(笑)


願わくば、皆さまにとって心穏やかな良い一年になりますように。

そして部活動という存在によって心を痛めることが、どうかありませんように。


今年も私のブログを支えてくださってありがとうございました。

感謝に感謝を重ねても、足りることはありません。


新しい記事へのリクエストなどがありましたら、どんどん書き込んでくださいね。

それでは、今年もお疲れ様でした☆



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