前回の記事に沢山のコメントが寄せられ(約700ものコメント)、驚いています。
しばらくブログを放置していました。申し訳ありません。
コメントが増えたのも、季節的に部活について敏感になるときですから、当然なのかもしれません。
Twitter ではつぶやいていましたが、私のブログが国会の衆議院・予算委員会の分科会において取り上げられました。
個人のいちブログが下村文部科学大臣の耳に届き、考えるべき事柄としてあげられていたのにはうれしく思いました。
動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=S8Ja9rpPfrs
また、内田良先生の立ち上げた部活動リスク研究所(http://www.rirex.org/index.html)というホームページも大きな話題となっていますし、Yahoo!のニュースでも再三にわたり部活動が取り上げられていました。
小さな波が大きな波となりつつあり、うれしく思います。
いよいよ明日は、4月1日。
新たな同僚との出会い、そして年度当初の職員会議。
どんな提案がなされるのか、そして部活動についての展開はどうなるのか。
そこでの動きが大切だと思います。
自分の意思を表明できるかどうか。
これからの一年間を占う大切な職員会議になるでしょう。
この記事はこの辺で終わりたいと思います。
次の記事では、多く書き込んでいただいたコメントへの感想と、明日からの身の処し方について書きます。
国会の動画や部活動リスク研究所の感想も書き込んでくださると嬉しいです。
では、また次の記事で。
コメント
コメント一覧 (12)
部活動はどうするかという議論の前に、様々なデータや資料を参考にすることが必要だとおもいます。
これをもとに、安直な「嫌なら辞めろ」論から、更に発展的な議論になればと思います。
是非みなさんにも見て欲しいです。
『部活動の顧問をしたくないなら断ることができる。』というスタンダードを私たちからつくっていきましょう。
ところで,下村大臣は動画の14:30から,
『顧問は名前だけで見に来ない先生もいるから,問題ない。』という旨の発言をしています。
とても教育のトップの発言とは思えません。無責任だし現場を知らないなぁと思いますね…。
私も中学生の時(23年前になりますが)、先生たちが職員室のソファーでお茶を飲みながら雑談している姿を見たりして、多忙だとは思いませんでした。
例えば1限から6限までびっちり授業をしているわけではないだろうから、空いてる時間に授業の準備をしているのかなとか。
ただ、ネットを読んでいて、多忙さがよくわかります。
もし自分だったら、土日のどちらかはしっかり休養したいとか。部活が時間外だとしても(食事を作るためには)遅くても5時半には校門を出られるように、部活を終えたいとか思っています。
それに部活全員入部制って生徒にメリットがないように思います。
7:00 出勤、登校指導、授業プリント印刷
7:30 電話応対(欠席連絡等)、教室で提出物確認、出欠確認
7:50 不在生徒への連絡
7:55~8:10 朝読書(一緒に読書するきまり)
8:10~8:20 朝の会
8:30~9:20 授業
9:30~10:20 授業
10:30~11:20 授業
11:30~12:20 空き時間(職員室でクラスの生徒の日記へコメント、1~3時間目の授業で回収した小テストの〇つけ、出席簿記入、学級通信作成)
12:20~12:55 給食指導
13:00~13:15 昼休み(校内の見回り、生徒指導)
13:20~14:10 授業
14:20~15:10 授業
15:15~15:30 清掃指導
15:35~15:50 帰りの会
16:00~18:00 部活動
~18:15 下校指導
18:30~ 簡単に教室の清掃、施錠確認、欠席生徒宅へ連絡(場合によっては家庭訪問)、出席簿記入、事務処理、学級通信作成、印刷、その後、ようやく翌日の授業準備開始
年度初めは時間割作成があるため、11時とか12時まで学校で仕事。
日付が変わる頃、ようやく帰宅。
テストが近づけばテストも作成し、採点をする。生徒が問題行動を起こせば放課後に指導。保護者対応もあれば、地域で万引きした、と連絡を受け、店舗に出向くことも。地域のパトロールもある。持ち帰り仕事もある。職員会議用の書類の準備もある。指導部会や学年部会、教科部会、職員会議など、会議の種類も1つではない。年度末は学級編成の会議もある。指導主事訪問のための指導案も書くし、通信表作成もある。家庭訪問もあれば三者面談もある。
書いていない細々とした仕事もある。
こんなにある中、土日も部活動をやっていた。体がもつはずがない。
ありがとうございます。分かりやすいです。
これだけ働いていると、夏季などの長期休暇はしっかり取れないといけないですね。
しかし、丸ごと夏休みが取れていたのは昔の話で、今は夏休み中でも教師は勤務と聞きます。
また中学校の場合は、部活で(私はバレー部でしたが)、夏休みはお盆を挟んで10日ほどと記憶しています。
そう考えると、多忙ですよ。改善しなければ!!
まとまった休みなんて3日取れれば良い方です。いや寧ろ3連休取れたら大喜びですよ。お盆に大会を入れてくる競技も稀にあります。
未だに世間では、教員も夏休みは優雅に休んでるという、都市伝説的なことを信じている人が多いと思います。そういう誤解をどんどんと発信していかなければなりませんね。
他に職業は沢山ありますから。
この流れを変えないためにも自民や維新を応援した方がいいね
予算はそんな厳しいのか。
俺は、仕事で省庁と関わるけど、すごい税金無駄遣いしてるよw
不要なものには金が回るけど、必要なところには回らないのねw
さすがお国
それから外部指導者を雇ったら、教員の給与は下げるべき。
部活やらないなら今の報酬は多すぎる。国民が納得しない。
残ったお金は外部指導者を雇う金に回せる
休日は確保されるから、すべてが適性になる
>9さん
戦後から政権を担ってきたのは自民党で、そのもとで教育行政は作られてきたのだから、むしろ応援しないほうがいいのでは・・・?
加えて、維新は大阪選出の国会議員
上西議員のように、向こう見ずで常識外れな人もいたのですから、部活の外部委託についても、状況を慎重に見た方がよいと思いますよ。
部活やらないなら確かに、その分の報酬はなくせば良いと思いますよ。時給500円くらいでしたっけ。そんな手当いらないから休みがほしいっていう教員は少なくないと思います。
それに、教員が部活動を好きに作っていい制度も全員の教員ができるわけでもないし、かといって自分が分からない分野の部活動なんて、持ちたくないし。無責任なことをしたくない。
学校や教育に協力したい気持ちは教員なら誰でもあると思うが、方向性が許せないと思う。
もっと、教員個人の価値観を表に出すべきです。じゃないと、日中の仕事がやってられなくなりますよ。