更新が遅くなりました。

梅雨とは名ばかりの晴天が続きます。いかがお過ごしですか。

私は定期テストを終え、採点業務を手早く終えることができました。

効率的に、能率的に。自分の時間を確保するために、ベストを尽くしてみました。


さて、今回の記事は二本立てです。

一つ目は『教働コラムズ』の紹介です。

教働(きょうどう)という言葉は造語であり、 「教」員の「働」き方についてのコラムを集め、発信することからこの言葉になったそうです。

教働コラムズとは、教員の働き方に疑問を感じる者たちの自主的・自発的活動とされ、twitter 上で出会った教員・民間・教員の家族で立ち上げたサイトです。


詳しくはこちら ↓↓

https://www.kyodo-bukatsu.net/


サイト自体が見やすくオシャレであり、内容も充実。その意気込みを感じます。

このサイトの画期的な点は、教師発信が主であった部活問題をはじめとした教員の労働問題について、教員のみならず、民間の方や教員の家族の方が共同で運営しているところです。

教員と結婚した、もしくは教員がパートナーであるという方からの苦悩の声を、twitter 上でよく目にするようになりました。

また民間の方でも、教員の労働環境に興味を持ち、その問題点について論じる方も多くなりました。


『部活問題対策プロジェクト』・『部活改革ネットワーク』から続く、新たな視点での試みであると感じます。

私も折を見つけて、コラム等を投稿させていただければと思います。


二つ目は、私たち部活問題対策プロジェクトなどの活動が、日に日に現場レベルで周知されていっているということです。

先日、内田良先生の記事がYahoo!ニュースとして掲載されていました。

その記事の題名は、「『真由子ブログ』が原点 “ブラック部活”と“やりがい搾取”」というものです。


詳しくはこちら ↓↓

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170529-00002661-bunshun-soci


部活問題への取り組みをまとめ、不肖わたしのブログを再度取り上げていただいたものです。


この記事を受け、なんと私の勤務校の職員室で同僚から話しかけられる機会がありました。

同僚「先生、部活問題に興味があるみたいだけど、真由子先生のブログって知ってる?」

わたし「!! ……そんなブログがあるんですか?知らなかったです」


当然「それ、わたしが書いているブログなんですよ!」なんて言えるわけもなく、三文芝居をしてしまったわけです……。

こういったケースは過去に二度ほど経験しており、自分のやってきたことが同僚レベルにまで浸透してきていることを実感します。

そろそろ身バレの危険が迫っている気もしないでもないですが、それよりも職員室で当ブログの話題が出ることは嬉しい限りです。


日々のtwitter でのツイート、ブログ更新、プロジェクトとしての活動、マスコミ対応。

こつこつと積み重ねてきたものが形となり、そしてリアルな場面での周知につながる。

誰の目にもつかないような小さな小さな稚魚を放流していたのが、大きな成魚となって手元に帰ってきたかのような感覚を覚えます。

レッドシールプロジェクトも各地域で広まっているようですし、これからさらに現場単位でのつながりが出てくるといいと思います。


これから夏本番を迎え、運動部活動も文科系部活動も大切な本番を迎えることでしょう。


先日も体育大会での熱中症により、生徒が搬送されたニュースがあったばかり。

部活に臨まれる生徒の皆さん、教員の方々、また見守られる保護者の方々におかれましては、水分補給を欠かさずに行い、体調にお気をつけください。


部活が盛んなわたしの勤務校。

朝は7時から朝練が始まります。

放課後は本当に遅くまで部活が繰り広げられます。

校門近くには部活の結果がのった横断幕が何本も掲げられ、正面玄関には無数のトロフィーや賞状。

しきりに行われる部活動生による集会、全校集会での表彰。


あまり落ち込むことのないわたしですが、最近弱気になることが多いです。

「部活まで込み込みの教員が欲されているのであって、わたしのような教員は要らないんじゃないか」と思う瞬間が非常に多くなりました。

それも部活顧問を拒否しているのが勤務校でわたしだけであり、数の問題もあるのでしょうが、少し凹みがちな現状です。


授業を大切に、生徒のことを考えて行動を。

かつワークライフバランスを整えながら、自分や家族の時間も確保する。


それらは二の次で部活をやるべきだと、お前なんて要らないんだと思ってしまうことが多いのです。

慰めや励ましが欲しいのではなくて、こういう現場の状況があればわたしのような心理状況になるのは必然だということが言いたいのです。


同調圧力はいじめの原因といわれていますが、人の心を真綿で締めていくように追いつめていく効果もあるようです。

もう若手とは呼べなくなってきた年ですし(まだ若いですけど!)、教員という職業の働き方について考えるターニングポイントに来たのかもしれません。


この時間(深夜1時)に記事を書いているため、ちとばかしセンチメンタルになっているだけかもしれませんが(苦笑)。


では、みなさまおやすみなさい。

この土日で英気を養い、また1週間を乗り切りましょうね!


次回こそ、早めに更新します。

わたしの学生時代の部活についてでも書きましょうかね。