先日、授業の研究発表会があった。

それは県規模の大きなもので、県外からも見学者が大勢来ていた。


朝早くから授業があり、協議会、研究発表、講演と、内容も盛りだくさんであった。

授業はもちろんよく練られたものであり、また生徒もよく頑張っていた。


指導案やワークシートなども、流石の仕上がりだった。


私は素直に感銘を受け、「すごいな、こういう授業をしてみたい」と思った。

そして、そのやる気が腹の底から湧いてこようとしたとき、そのやる気の温度は急激に下がっていった。


その理由。

その理由は、こういう疑問である。


「その授業に必要な授業研究を、いつやれるのか?」

ということだ。


大掛かりな準備、電子黒板を用いた授業。

それらのためには授業研究が必要だ。

だから畢竟、時間が必要になる。


しかし、現状は…。


毎日の授業で手一杯。

生徒指導にてんやわんや。

学級経営に四苦八苦。


だから、授業をゆっくり考える余裕がない。


だから、土日の間に授業研究をしようとすると、立ちはだかるのが部活動。

土日さえも埋められてしまい、あとはチェックメイト。

月曜へと、振り出しに戻る。


これを年中繰り返しているのだから、授業の質が上がりにくい。

いや、授業の質を上げようとさえしていない教員もいるか。


私が言いたいのは、ブログ立ち上げから一貫しているが、土日には私を仕事から解放してほしいということ。

そして、その土日に授業研究をゆっくりしたいということ。


さらに、その過程がうまくいっていれば、月曜から始まる一週間にも余裕が生まれるということ。


これは悲痛な叫びだ。

ただし、叫びを上げようとすると、口を塞がれる。

部活が大好きな教員が、大きな地位を占めているのだ。


そんな変な現場が、いまの職員室だ。


明日と明後日も、部活。

このままいけば、めでたく21連勤。


ブラック企業も顔負けだ。

ブラックどころか、暗黒だ。


明日は練習試合。

練習試合会場に、7:30着である。

普段の勤務開始より早い。

そして終わるのは勤務終了と同時刻。


だれが間違ってますか?

私が仕事をサボってますか?

子どもが好きなら、年中休みなしでやれますか?


同業者の方々、テストの採点や成績処理にお忙しいとは思いますが、コーヒーブレイクのお茶受けにでも読んでください。

そして気が向いたら、なにか書き込んでみてください。

愚痴でも、私への批判でもなんでもかまいません。


ちなみにコメント返信率は100%です(笑)

お身体、ご自愛くださいね☆




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