今週末は土日ともに部活動でした。
日曜日が一日試合、そのために土曜日は午後が練習試合でした。
全国の同業者のみなさん、お疲れのことと思います。
私にとっては金曜日の終わりが休みの始まりではありません。
日曜日の部活がすべて終わった段階で、やっと休みが来ます。
その休みも数時間を残すのみで、また一週間のスタートが月曜朝から切られるのです。
部活動を支えてこられた諸先輩方に敬意を表しつつ、「こんなんじゃ疲れなんて抜けないよ」と強く思います。
全国的にも教員は生徒の成績を提出するシーズン。
土日が潰れ、成績も出せていない。手つかずです。授業も完全には仕上がってない。
あたふたと日曜の夜過ぎから仕事に取り組むことが多いです。
「情熱大陸」の時間あたりから仕事を始めることが多いです。その時間帯から仕事への情熱を燃やすのがなかなか大変なのですが(笑)
いつもたくさんのコメント、ありがとうございます。
一つの記事を書くと、100以上のコメントが寄せられます。
自分の考えを多様な見方で広げることができる、またとない機会です。
今日、部活の会場で試合を見ながらいろいろと考えました。
朝一番で会場につくと、他の中学校の顧問の方がたくさんいらっしゃっています。
「そりゃもう、やる気満々」という顔で。
そんなとき、「部活に疑問を持っているのは私だけではないのか?」という周囲への違和感を感じ得ず、なんとも言えない気持ちになります。
私だって、自分の学校が試合に勝ち、子どもが嬉しそうな表情を見せるとき、ふと「部活動もいいな」と感じることがあります。
そしてそれを生き甲斐にしていらっしゃる先生方の気持ちが分かるような気がします。
ただ、ただですよ、本当にこのままでいいのでしょうかと、立ち止まってしまうのが私の性なのでしょうか。
思考の迷路に入り込み、じっと動けなくなってしまうのでした。
話を変えます。
私の勤務している地方公共団体での、平日と休日の部活動指導におけるお金の制度について記事にしたいと思います。
先に断っておきますが、どこまで明記していいのかわからないので金額については曖昧にしておきます。
現在の段階で平日の部活動に対するお金(勤務時間終了後から部活動終了時間までの約2時間から3時間)は年間で数万円と決められています。
そのお金の名称は補助費(いろんな呼び方があるのでしょう)といい、1時間当たりにすると100円前後のものです。これは本当に雀の涙といえるでしょう。
そして土日の部活動は4時間以上の活動で2000円前後、1時間当たり300~500円前後が支給されます。これだって高校生のコンビニバイト以下の金額です。
それが4月から大きく変わる予定らしいのです。
平日の部活動については、補助費をすべてカット。全額無くなる。
土日の部活動については、従来の倍額近くを出す。
ということです。
教育予算の削減、公務員への風当たりの強さから、全国的にも他の都道府県もこういった風潮なのでしょうか。
少なくとも私の勤める地方公共団体では、平日全額削減、土日は倍額近くになるそうです。
同業者の方々、この状況をどう捉えられるでしょうか。
私個人の意見を申しますと、<公務員としての、また労働者としての愚弄>だと感じます。
「平日の部活動指導は教員として当たり前、しっかりやりなさい。生徒も保護者も望んでいる。お金?もちろん無料でやれ」
「土日の部活?生徒も保護者も望んでいる。 あなたが土日も部活やりたいんなら、お金を倍あげるよ。生徒、保護者は土日もやりたいって言ってるよ?」
という上の方々の声が聞こえてきそうな施策です。
はっきり言って私は許せません。
なぜなら、結論として毎日従事することになる平日の部活動に対するお金を全額削減することによって、お金を捻出していること。平日の部活動指導への感謝の念が見えないこと。
そして不確定要素の強い土日の部活動に対するお金を倍額にすることによって、結果として全体のお金を浮かせていること(土日部活するところと、しないところがあるから、不確定)。また、倍額近くになるというお金をちらつかせて、土日の部活動を奨励している形になっていること。本来土日は休むべきなのに、それとは逆をいっていること。
以上の2点があるからです。
労働者を働かせる常として「生かさぬように殺さぬように」というものが古からありますが、それを地でいっている私たちの状況ではないでしょうか。
4月から、私は部活を引き受ける義理があるのかと考えています。
4月から部活動の顧問を拒否しなければ、これから先も上の方々から「生かさぬように殺さぬように」、まるで鵜飼の鵜のように働き続けることを強いられているように感じるのですが。
疲れのせいか、全体的に愚痴の色が濃い記事になってしまってすみません・・・。
明日は月曜日、教室の生徒に会える喜びの日です。
生徒にとって、私にとって、そして皆様にとって幸せな一週間になりますように。
PS.コメント返しを少しずつしていきますよ☆
あ、「情熱大陸」始まりましたね(笑)
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コメント
コメント一覧 (70)
わがままかなぁと思います。従業者とは思えないです。
土日の部活を休む方向にもっていきたいところに手当倍増の計画。それが気に入らないんでしょうかね。以前は支給額が不満だからやりたくないといった趣旨の発言だったように思いますが。
まぁ、別にいいんですけど、そんな考えしてると担当部の生徒さんついてこないでしょう?子どもって理屈じゃないから、真由子さんのトラウマなんとなく分かる気がします。努力したけど報われなかったから部活が嫌になったんですよね?!
本質は、義務的にしてしまったことで、楽しんでできなかったことにあるのかなと思います。
こんなこと書くと反論されるんでしょうけどね。。
従業者なので気に入らないなら自分で企業するなど考えられてもいいのでは?
多分真由子さんの理想的な環境って実現されないと思います。自分の考えと少しでも違ったらダメなのですから。
それは絶対に真由子さんはそんな風に思ってらっしゃらないと思いますよ。
僕達が感じているのは、僕達が部活動をやるために教師になったんじゃないし、
教員採用試験も部活動に関わる勉強など一切していないし、
初任者研修でも部活動に関わる研修など一切受けていません。
お金が欲しくて言っている訳でもありません。
僕は部活手当は請求していません。
仮に、土日祝の部活手当が、日給1万円に跳ね上がったとしても僕は部活手当は請求しないです。
前から、僕も真由子さんも書いていらっしゃるように、
勤務時間外の部活指導の責任が曖昧で基本的には教員のボランティアという線引きになっています。
部活中に教員が事故に遭っても誰か助けてくれる訳でなく自己責任。
生徒が大怪我を負うとその責任は、指導中の教員が責任を負わなければなりません。
この辺の曖昧さで、お金を貰って、まあいいかと自分を誤魔化すのが僕は嫌なんです。
僕も今日は部活の引率をして来ました。
土日は部活で、テストの採点に一切手がつかず、
これからテストの採点をします。
テストの採点に手が回らず、休みの日に身体を休めることもままならず、
そのまま月曜日を迎えることに疑問を感じるのです。
僕らの本務は何なんだろう?って。
僕らの本務は間違いなく教壇に立つことです。
中学の教師をそんな風に捉えている人っているのかなー。
今週は土日両方とも部活で、成績処理や授業のことなど一切考える暇なく、日曜日が終わっていき、自分はいったいいつ休めるのだろうと考えてしまいました。
ふと、何がしたくて中学校の先生になったのだろうと考えました。
中学校の先生になるには部活がつきもので、それを考慮したうえでなったはずなのに、こんな気持ちになってしまって、本当に情けなく感じてしまう時があります。すぐにものごとを投げ出す自分にも嫌気がさします。
専門外の部活を教えている先生方はどのようにその困難を乗り越えているのだろう・・・と思います。
今はどんな気持ちで、モチベーションで毎日をすごそうかと悩んでいます。
元は中学校も週6日ありましたよね?
それがいつの時代からか週5になった
そしてしゅうきゅう
とりあえず言いたいことは
週休2日が当たり前になっているけど
昔って週休1日だったんだと
考えるとそれこそ日曜も部活したら
本当に休みないなって思いました
(今なら片方休みに出来ないこともないし)
まあ勿論時代の流れですが。
とりあえずお金の件は
自分には分かりかねないので
ノーコメントにしときますが
もし週休2日求めるならば
教員以外の道の方が
いいように思えてきました
勿論教員にこだわるならば
その信念を貫けばいいと思います
年度末の作業中の部活、お疲れ様です!
部活の補助の件、全国的なものなのでしょうね。こちらでも改定されるようです。
お金払ってるじゃん、文句あんの?って言う意味なんでしょうか・・・
部活に疑問持ってるのは、真由子さんだけではありません!やる気満々に見える他校の顧問だって、家に帰って家族に愚痴ることもあるでしょう!!
中学、高校教員の労働量を決める目安として、勤務時間の他に、週あたり授業持ち時間数というのがあります。
週5日になっても、教員の週あたり授業持ち時間数は変わらない。私の知る限り授業時間数が一律変更されたと言う話を聞かない。6日で18時間だったのが、5日で18時間。授業の準備や成績処理などの量も変わらない。その上に土曜日にはそれまでなかった行事が入る。部活動の時間は終日可能になった。
勤務時間は実質増加しています。
部活も教壇と同じく生徒へのサービスとして捉えるべきだと思う。
部活の教育を受けていないから。休む時間が無いから。手当が少ないから。責任を取らされるから。
だったら、プロとして部活を断るべき。教師の仕事は本来教壇にあるべきと言えるなら、断らないとダメ。
そして、平日含めて手当が満足いく額が提示されたら部活に気持ちが入るんでしょうか?自分のお金と時間に目が行くうちは、部活は無理でしょう。ブログを書く時間を使って、自分のなりたい教師像になってください。
ここでいくら書いても、部活へのあなたの気持ちが変化するとは考えられません。ここはネットです。部活をしている中学生がこのブログを読んだらどんな気持ちになりますか?
↑の部活経験者のように読解力もなく、自分の価値観を人に押しつける人間になってしまうという好例ですね。
休息の時間も、生活に必要なお金もしっかり考えてバランスよく成長させないとダメですね。
部活経験者さんのようになってしまわないために
コメントありがとうございます。
できれば他の記事も読んでいただけると幸いです。
「部活をしている中学生がこのブログを読んだらどんな気持ちになるか」というご指摘がありました。
他の方からもちょくちょく頂くご指摘ですが、率直に言うと、中学生にも読んでほしいと思っています。
部活動の実際の制度を知らない中学生や保護者が多すぎます。
「教員は休みがなくても生徒への熱意だけでやっていける」、そんな夢物語など現実的に無理があります。
生徒や保護者には正しい情報を提供するべきです。
そのうえで生徒や保護者がどんな気持ちになるか、何を考えるのかは、生徒・保護者に任せていいのではないでしょうか。
生徒にも適度な休養と勉強をする時間を確保させてあげるのも、先生の勤めなのではないでしょうか。
勝つことだけを目標にさせられてる生徒の方こそ、人参をぶら下げられた馬のようです。
夢物語を求めている生徒もいる。夢物語に付き合っていられない生徒がいる。夢物語を熱く語る教師がいる。夢物語に付き合ってられない教師がいる。
部活制度=勝利至上主義ではない。部活動をマネジメントしているのは、現状では教員でしょう。
真由子さんのような気持ちを部活に対してお持ちの教員はたくさんおられることでしょう。しかし、正しい情報でしょうか?
気持ちに正直なのはよくわかります。ブログ内では。正しい情報という私の認識は、堂々と保護者や生徒の前でこの内容を言うことです。
授業の準備や、自分の仕事、体調について優先した場合、部活に対して熱意だけではやっていけないと。
立派な自己主張ですよ。私が保護者なら、無理にやってくれとは言いません。
一方で、それを見事にやっている教員もいる。
できている者からすれば、情熱が足りない。出来ない物からすれば、情熱で片付けられない。
問題は情熱ではないでしょう。個人の情熱に頼らなければならない制度が部活ならば、その差は大きすぎます。
しかし、今はその制度です。そこに生きる生徒がいます。中学校生活は3年間。大人の都合なんて子供には関係ありません。大人が解決する問題です。
ニンジンなんて関係ない。馬車馬でもサラブレッドでも草競馬でも生きる道はある。馬である以上、走る場所は選んでも走る必要があると思う。どんな仕事にも馬力は必要だから。
副顧問から顧問の立場になりました。
以前の顧問は、部活に全精力を注がれる方で、土日は全て部活。42連勤の後にテスト期間となり、テストが終わるとまた30、40連勤…という無茶苦茶な練習スケジュールを組んでおられました。
新米教師の立場上、もちろん土日のクラブに私も参加していました。
部活制度に異議を唱えることを、教師としての覚悟が…情熱が…と仰られる方のコメントもあるようですが、この現実のしんどさはかなりのものですのね。
続きます
教員が100人いたら、果たしてそんな教員が何人いるのだろう。経験上、2,3人ではないかな、と思います。
そして、その「見事にやっている教員」も、初めの10年間は、試行錯誤しながら、「授業準備」「部活指導」「学級指導」のどれかの手を抜きながら、どれかの力をつけてきたのです。
初めからその3つが完璧にできる教員などいない。なぜなら「部活指導」だけは教員の職務ではないから。そもそも、3つとも完璧に、は無理があるのです。
真由子さんは6年目。その只中。
迷うのも当然。
迷っているのは、その3つを何とか本気でやろうとしている証拠です。
教員が確実に多忙になっているっていう点だと思います。
ここらへんは時間外勤務の調査データを見ればわかるし、
THORUさんの言うとおり週休二日制のしわ寄せもきてる。
昔の教員は、少なくとも今よりはゆとりもあって、保護者や地域からのサポートもある中で
部活なり教材研究ができてたんです。
夏休みも(これはなくなって当然だけど)自宅研修なんて阿呆なことができなくなって
学校での研修三昧で、年休どころか特別休暇すら消化しきれない。
この状態で、教員になって日が浅い先生が授業も部活も生徒指導も万全に。
そんなの極まれにいるスーパー先生しかできるわけがない。
道があればどんな悪路でも走ってみせるけど、海を渡れって言われているようなもの。
どんなニンジンをぶらさげられたって、たまたま泳ぎの動きができる馬しか生き残れないよ
なるべく日曜日は休みにする、春休み期間には三連休も設けるなどのスケジュールをたてました。
生徒からは「なんでこんなに休みが多いの?」という戸惑いの声がありました。
心苦しかったです。自分の休息、授業準備にあてたい。家族とゆっくり過ごしたい。
そんなごく普通のことをしたいまけなのに、子どもからは疑問の声があがる。
自分が怠けてるのかな?という、後ろめたさも少し感じてしまいました。
…まぁ本音では、部活顧問を辞めてしまいたいのですが…
以前は専門であった先生が顧問につかれていましたが、ほぼ素人である私に顧問が変わりました。
子ども達からの信頼はありません。練習メニューを伝えるしかできない。細かい指導はしてあげられない。
子どももメニューはこなしますが、だらけて練習をする。態度も悪い…
など、部活顧問をやることのしんどさだけを日々感じてしまいます。
4月からは現在の全教員の所属部活がリセットとなりますが、否応無しに現部活の顧問を継続しなければならないのでしょう。
子どもとの関係は悪い、私自身は部活制度に納得がいかない。
そこまで憂鬱になりながら顧問をしなけらばならない状況はおかしなものです。
正直、顧問としての立場を放棄することも視野にいれています(会議は荒れることになりますが)。
井田勝通を長いあいだ垣間見たひとつの結論 。
正直、特別優れた才能を持った選手が
いるわけではないときは多くある。
だが
「駒がいないですね」
とむけても
「そんなの関係ない。ケセラセラだ」
と必ず返ってくる。
指導者の何たるかは、
「才能高きものもそうでないものも、たしかに一人ひとりの心に激しく灯をともせるか否かだ」
ということ。
井田と静学の指導はそれを体現する作業だ。
昔、三浦泰年氏が、非常識な4部練や朝練習で挑発され
「あのオヤジより絶対早く朝練に行く」
という意地で監督が来る前に
暗いうちから練習に行っていたという話をしていた。
そしてあの理不尽が僕を育てたといっていたのを聞いた。
「人の心を燃やせないヤツに、人を育てたりすることなんて出来やしない。
信念もって性根すえて理不尽を子供に強要できぬ大人には
若者を指導することは出来ない。」
自分の時間が気になるようなサラリーマン指導者などいらねーぞ。
熱や信念があるかどうかは一挙一頭足で選手は正しく理解する。
「自分の時間が気になるようなサラリーマン指導者などいらねーぞ。
熱や信念があるかどうかは一挙一頭足で選手は正しく理解する」
っておっしゃってますが、誰もやりたくて部活の指導をしてるわけではないのでは・・・www
だからといって、無休で無報酬、無保証で働けっていうんですか?www
希望してどういった部活の指導者が求められてるかではなく制度がおかしいという話なのに的外れですね^^;
熱い教師とは何かを語る場ではないので
他へどうぞ^^
話かわりますけど、
もっとも、きちんと代休や保証や報酬があるから部活指導してって言われても私は嫌ですけどね。
専門じゃないし、お金はいらないから普通に休ましてほしいですね。
子どもも保護者のなかにも本当は休みたい人もたくさんいるでしょうし。
4月から、新任で中学校へ行きますが、できるだけ部活に関しての自分の主張はしようとおもいます。
匿名さんのご職業はやはり教師なんでしょうか?
情熱や愛で動く機械ならともかく、本業と自認する授業の計画を練る時間を削られ、課"外"活動のために遊ぶどころか休む時間もなくし、普通の人間は身体が保ちません。
このまま続ければ、体を壊すか土日部活のために授業のクオリティを下げるかでしょう。
冷静な判断を。
真由子さんの全ての記事を拝見しました。みなさんのコメントにも目を通し、部活動に関して日々考えています。貴重な機会を頂き、本当に感謝しています。
私は、部活動の顧問に関する違法性に関しては、多くの方が指摘しているとおり、間違いないものだと思います。この点、真由子さんのご意見に賛成です。ただ、一つだけどうしても腑に落ちないことがあります。
それは、先生間のコミュニケーションが成り立っていないことです。おそらく真由子さんのお勤めの学校は成り立ってないのですね?世の中にはうまくいってる学校も必ずあると思いますが、これが学校という世界の「よくある実態」なのでしょうか?
客観的にみて、これだけ欠陥のある顧問制度が敷かれているなかで、先生間でフォローしあうことが発生しないことに、強烈な違和感を感じております。
このブログで議論されているような話題が、リアルの場で「タブー視」されていることに、違和感を持つわけです。それぞれの考え方を共有し合い、先生間で助け合ってなんとか乗り切っていこうとならないものなのでしょうか?
制度を悪であることを前提とした場合、部活動を熱心にされている先生に対しては、それでもめげずに取り組む姿が尊重されるべきだし、一方で、真由子さんのように授業を大切にする先生も尊重されるべきです。このブログのコメントの意見が5分5分であるように。
先生間でこのようなコミュニケーションが発生して、互いを尊重し合えた場合、確かに顧問制度は変わりませんので身体の疲れは取れませんが、少なくとも心は豊かに保って仕事ができそうな気がするのですが、如何でしょうか。
これは理想論というよりは、大人なら当然としか思えないのです。それぞれの得意分野が違うのなんて当たり前。最重要点が違うのもやむを得ない。だからこそ、先生たちでコミュニケーションをとって、最大の目的である生徒の成長にみんなで取り組む。これは、そんなに特別なことではないと思います。
もちろん自分のやり方しか信じることしか出来ない残念な大人もたくさんいますが、その数が職場の過半数を占めるなんて事態は、少なくとも私の社会人生活ではありませんでした。
真由子さんはおそらく、過半数を占めていると感じているかもしれませんが、勇気を持って、近くの先生とコミュニケーションをとっていただけたら幸いです。いくらなんでも、先生になる方たちが、そんな自己中心的な人たちだらけだとは思えません。というか、思いたくありません。
ちなみに、私は理系の大学を卒業して技術系社員として民間企業で働いていたのですが、社会人になってから読書の素晴らしさを心の底から味わい、この度文転して国語教師を目指しています。
だから、部活に恩恵を受けてきた経験があるとはいえ、真由子さん寄りの人間ですね。
私は部活動も授業も両方素晴らしいと思います。それぞれ得意分野の違う先生方が、自分の得意分野で活躍出来る職場にしていきたいですね。私も無事教員になれたら、そんな職場にしていく一助になりたいです。
真由子さんのような先生には、先生でい続けて欲しいです。お身体を大切に。
長文失礼しました。どうしても真由子さんに伝えたくて、コメントさせていただきました。これからも応援しております。
需要と供給っていうけど生徒や保護者のいったい何割が部活をそこまで毎日したいと思ってると思います???
「需要と供給」とか言葉使えば説明した気になってるでしょうが、そもそも本業じゃないことにそこまで力いれるんですか?
文転教師志望さんwwww
コミュニケーションどうのこうの言えばかたづく問題なんですか?www
「コミュニケーションをうまっくとれば~~~」っていえばそりゃなんだってうまくいくでしょ?先生の間でうまくコミュニケーションとれば土日無給で働かずに済むんですか?
コミュニケーションwwwwwwwwwww
このブログの内容に大変共感しております。
部活に思い入れのある教員、生徒、卒業生、保護者の存在があるため、なかなか解決されない問題となっています。
私の同僚にも「部活命」な先生方がたくさんいました。中には教師の本分である授業よりも部活に命をかけているような教員もいましたね。部活は達成感や思い出を共有しやすく、成果を上げれば生徒からも保護者からも信頼されますから夢中になってしまう気持ちも分からなくはありません。教育的効果もそれなりにありますし、私も部活指導にはまっていた時代もありました。(自分の経験のない種目を指導法から研究し、共に汗と涙を流してました。) しかし、その頃それよりももっと大事にしなければいけない時間があったなあと今になって思います。勉強の時間も私生活もだいぶ犠牲にしてしまいました。
受け持つ教科、学校の規模、地域等々、条件により教員の授業に関する負担はだいぶ違います。授業時数が多いか少ないか、授業時数が同じだとしても1つの学年だけを受け持っているのと2学年以上を受け持っているのでは準備に費やす時間も変わります。(授業だけでなく教員の仕事は多岐に渡りハードなのに!!)
授業時数が少ない教員は空き時間も多い訳で、さまざまな仕事を勤務時間内にそれなりに終えることができ、放課後や土日を部活に当ててもそれほど負担を感じない訳です。逆に空き時間が少ない教員はほとんどが持ち帰り仕事です。(その日のうちにしなければならない生活ノートのチェックとか、生活指導等々を優先するので教科の準備は後回しになりがちです。)
その2に続く
ところで体育の教員は毎年ほぼ同じ種目を授業で教えている訳で、他の教科に比べて授業準備の負担は少ないと感じます。プリント作成、小テストの採点、提出物のチェック等々は体育の先生には無縁なことも多く、他の教科の大変さをあまりご存じのない先生もいらっしゃいます。体育は授業時間もある程度限られていますし、もともと体力もある訳ですから負担の感じ方も違いますしね。
そして、残念なことに体育の教員が部活至上主義の中心にいらっしゃることが多いのもこの手の議論が進まない一つの理由かもしれません。体育の教員で管理職になられる方も多いですし。全ての体育教師がそうだとは言いませんが、この方々の意識を変えるのは大変難しいです。
もちろん部活至上主義なのは体育の教員ばかりじゃないです。でもそういった教員は本分を忘れ、授業の手を抜いている人も少なくありません。(もしくは元々授業の負担が少ない教科だったり。)
結局、どちらも頑張ろうと思う教員が心や体を壊していくのだと思います。
生徒や保護者が部活指導をそれほど望んでいるのかという意見も寄せられていますが、要望は多いと思います。特に教員の異動によって他の教員から引き継いだような場合は大変気を遣います。いきなり方針を変更しては生徒からも保護者からも反発されますから。
制度の裏付けのない努力によって多くの先生が大変な犠牲を払っていることを世間一般の方にもっと理解してほしいと思います。
世の中に部活に思い入れが多い方が多いのは事実です。なら尚更制度を見直し、より良い方法で部活を存続していく必要があるのではないでしょうか。
長文失礼いたしました。
労働基準法違反。
法治国家として,恥ずかしい。
という問題。
それを「聖職」とか「熱意」とかの根性論だけで,理屈も何もなく主張することの恥ずかしさ。
教員なんだから,霞を食べて,自分の生活を捨てて働け,なんて思っている人が増えたから,教員のなり手がどんどん減っている。
図々しい人たちが,国の教育をダメにしている,と思う。
本来なら,きちんと予算をつけアウトソーシングすべき。
というのが,正しい理屈。
ただ,多くの教員が,そういう仕事という名前の「ボランティア」を,子どもたちのために全力で行っていて,その善意にすら気付かない人がいるということは,悲しい。
真由美さん。お疲れ様です。
このブログの趣旨は「全教員が部活動顧問を今の労働条件で請け負うのは違法だ」ということですよね。
つまり、「情熱」とか「熱意」とかいう心情的な問題でもなく、「生徒のためだから」とか「教員になる前から分かっていたこと」ということでもない。
月曜日から金曜日まで、普通の労働者と働いている。さらに、土曜日と日曜日にも「教育活動の一環としての部活動」で出勤している。そして、その報酬は6時間以上部活動に従事した場合に上限として2000円程度支給される。6時間以上従事しても金額は変わらない。さらに、練習試合で他の学校などで活動する場合の交通費は支給されない。食事代も支給されない。
これは、労働者として正しく扱われていないのではないか。
部活動顧問の配属を命令するのは学校長であるが、お金を支払うのは都道府県や国である。
全員顧問制といいながらも、介護すべき人がいる場合、子どもが小さい場合、その顧問が病気がちな場合は、顧問として配置はされるが、実際に顧問活動はしない。名前だけである。
学校長もお願いするしかない。ある意味では強制力はないからだ。顧問にならないことは就業規則違反にはならない。
【これで全部書いたかなぁ?】真由美さんはこんなことを言いたいのかなぁと思いましたが、どうなんでしょうか?
しばらく前から拝読しております。
公立は少なくても手当がついていいなと思っていました。
私立は学校によると思いますが、うちの手当は無いに等しいです。
いや、無いです。
年がら年中休みなしの強豪部でも、活動してんだかしてないんだか分からない部でも、顧問の待遇は同じ。
部活動手当みたいなのがほんのわずか出ますが、部に差はなし。
すっごく不満。
出来高制にしてくれ!と思います。
土日祝日も学校にいて、疲弊していくのに、立ち止まる余裕もない…
教員も3交代にしたらいいのにななんて思います。
業務も、学級経営メイン、教科指導メイン、部活動メインみたいに分けて。
人生って素晴らしいぞってこどもたちに伝えるためには教師の生活に余裕があってこそだと思います。
自身をリニューアルする時間や心の余裕があってこそ、生徒の前に立つ資格があるってもんです。
余裕なしで生徒と向き合うのはよろしくないなといつも反省の日々です。
ただ職業の愚痴をこぼすだけのブログなら、真剣に現状を打開するコメント、アドバイスをする意味はないと思います。
なぜクラブ活動がここまで幅を利かせるのか。
①
「委員会活動が毎週土日もあって、他校との合同委員会が毎週のようにある」
こんな状況聞いたことありません。
しかし、「クラブは毎週土日練習、他校との練習試合もある」
クラブも委員会活動レベルにしてほしいものですね。
②
「顧問」が日程や練習メニューを決めて生徒に「指示」する
クラブって
生徒の自主的な活動を「顧問」として「支援」するのではないのですか??
「顧問」という一単語にこんなにこだわっている人も珍しいと思いますが・・・
でも私は気になります・・・・
私もこの間の日曜から部活動ではないものの…生き地獄が続いております。
お互い大変さの次元が違うにしても…今年度を無事に乗り切れるよう(・・;)
職務を適当にやりましょうm(_ _)m
引き続き、更新を読んで影ながら応援し…部活動制度の改革に全力を注がせて頂きますm(_ _)m
また、自身のFacebookにもシェアをさせていただいたのですが…大学が体育科出身ということもあり、多数の小中高校のFacebook上の友達から、様々な意見交換ができ既に70近いコメントを頂いておりますm(_ _)m
私自身もとても勉強になっておりますm(_ _)m
友人の調べによると…既にご存知かもしれませんが(・・;)部活動制度はある力のある教員の正に趣味が起源(転じて?)という諸説もあるそうですm(_ _)m
Facebook上ではもちろん実名での意見交換ですので、とても有意義な話し合いができていると感じていますm(_ _)m
真由子さんにも直接参加して頂きたいと感じているくらいですm(_ _)m
長文失礼いてしましたm(_ _)m
我々は数々の試験を受けた後に採用され(落とされる者もいる)、指導方法や模擬レッスン、テキストの内容の伝達など、時間をかけ研修を受けたあと、実際のレッスン稼働に移行します。カリキュラムがあり、指導方法を身につけた者が指導します。
しかし、このブログを読む限り、「部活指導は教師におまかせ、バイト料金あげるから、あとは好きにやりな。教師ならそのくらいの熱意持ってるよね?。指導方法?、そんなのしらないよ。はい、がんばってね。」っていう無責任さに腹が立っているんだと感じます。
全くの専門外の部活を任され「はい、明日からよろしく」って言われたらどうですか?。
お金だけの話ではないですよね?。
教師になるような人間なら、責任感もある方が多いでしょう。ただ、そこにつけこむような無理強いがまかり通っているのが問題なのではないですか?。
いくら問題を提起したりこうやってネット上に書いたからといって,社会が変わる可能性は低いでしょう.そもそも,頭のお固い上の方々がこういったブログを見ることは(でき)ないでしょう.
ですが,こういった異議があるにも拘らず,少数意見を無視する社会の態度自体が問題なのかもしれません.提起する場がしかるべき場所で,しかるべき方々が議論すれば,この問題は早期に決着がついたでしょう.しかるべき場所でもないのは,あなたの問題,しかるべき方々でないのは,権威を振りかざして圧力を掛ける立場の方々の問題です.
片一方をどうにかすれば,変わる可能性だってあるとは思います.
あくまで推測の話ですが.
検索してたどり着きました。
私は、中学校で採用され、部活が原因ですぐに退職した者です。
もともと民間企業で長いこと働いていて、採用試験を受験し、合格しました。
しかし、未経験の部活に配属され、もう一人の顧問に嫌味を言われながら子どもと練習し、朝から晩まで部活優先の毎日で、土日も自分の時間として全く使えず、そのうち病気になり、退職しました。
管理職は土日来ていないのに、部活はちゃんとやれという。
私が経験した民間企業では1ヶ月間土日が潰れることはありませんでしたから、民間を辞めた事を後悔しました。今でも後悔しています。
今は小学校で講師をしています。
中学校とは違う大変さはありますが、部活で土日が潰れたり、部活の事で理不尽な思いをすることはありません。
中学校で授業をしたり、生徒との会話も楽しかったのに、部活があることで断念せざるを得なかったことが、残念でなりません。
私自身は文化系の人間で、未だに運動部の世界は自分には未知の世界ですが、生徒にとって感受性豊かな時期に、何か1つのことに真剣に取り組む、苦しいこともやり遂げるという経験はとても有意義であると思います。私の場合は演劇部でそれを学びました。
だからこそ、音楽講師の方が言われているように、子どもにとって有意義な事なら、専門的な指導ができる人間を用意すべきではないでしょうか。誰もがみんな、善意や熱意で指導できるわけではありません。少なくとも、運動音痴の私には…。
指導できる競技がないことを恥じる必要はないと思いますが、運動部の指導ができなくて肩身が狭い思いはあります。生徒の前では割り切ってヘタクソな自分をさらけ出していますが、それでも慕ってくれる部員には感謝の気持ちです。
自分自身が創業し、今まで働いてきた情熱と時間を社員には求めてはいませんが、つい求めるハードルが高くなり、彼らにとってはきつい様です。
また社会人になってから、自分自身の学生時代を振り返ると部活の顧問の先生に対しては頭が下がります。誇張ではなく365日部活動がありました。恐らく、顧問の先生が都合で部活に参加しなかったのは1、2日だけだったと思います。当時は先生の家庭も考えた事など有りませんでした。
その先生がクラスではどうだったのかは分かりませんが、少なくとも私にとっては恩師と呼べる存在です。
生徒は先生の無意識を必ず感じとります。部活動に対して情熱を持っているのであれば、その情熱に対する支援をする制度を作るべきだと思います。しかし、部活動に積極的になれない先生に指導された場合、逆に部活動には情熱があるが、肝心の授業には情熱がない先生に指導された場合も本当に犠牲になるのは先生のみならず生徒達も同じです。
昔の尺度で語る事は出来ませんが、先生が主体性を持っていないのであれば部活動には関わらない方が先生、生徒の両方にとって良いと思います。
何よりも大事なのは生徒の将来にとっての観点からの制度設計が必要だと思います。
現在、私は学習塾を経営しております。その立場から中学校の先生を見ていると、オーバーワークであること間違いなし(法的にどうかは分かりません)。体力、やる気のある先生に依存している状況も長くは続かないでしょうし、そうなる前に今、手を打つべきだと考えています。 時代が違いますし、民間企業も変化して根性で成長している企業は無いですから。
ただ一つ、部活は何の為にやっているの?意味があるの?と疑問を持たれましたか?私見ですが、勉強は過去から現在にいたるまで、分かっていることを記憶・理解すること。部活は未来を予測し、今日、一週間先、1ヶ月先と計画を立て仲間と目標に向かっていくもの。教え子が社会に出て何を求められるかといえば後者の未来を予測し助け合い、切り開く力です。どれだけ過去のこと(勉強)を多く覚えたとしてそれを利用し、未来に役立たせなくては意味がありません。結婚して家族を作っていくのも未来を予測する力が重要。
私の仕事の多くは塾の講師を育てること。今、指導をしたことがその生徒の1年先にどう影響するか、それを予測する能力を要求しますが、こんな現場でも部活で培った能力を呼び起こして利用させます。部活が無い中学に存在価値は無いと言い切ります。勉強を詰め込むならわれわれでもできますし、上手ですよ(笑)。
策として教師OBに助けていただくのも一手ではないでしょうか?高校でよく使っておられます。まあ、ここで解決策を書いても意味が無いかもしれませんが、何か議論するべき時期なのは間違い無いと思います。このブログが切欠に議論が広がれば何よりだと思っています。
僕はこのブログを読んで、一言で言うと、嬉しかったです。社会で「当たり前」と思われていることに疑問を持って、発信しようとする大人の存在、そしてそれに何かしらの反応を起こすたくさんの人々の存在が、嬉しいです。
日本には、世界には、「当たり前」と思われていることのせいで、事実苦しんでいる人がいます。もちろん、「当たり前」のおかげで得をしている人もいると思いますが、もし少しでも苦しんでいる人がいるなら、その「当たり前」を見直す必要があるのではないでしょうか。
このブログは、部活動の顧問制度の是非を問うだけでなく、もっと大きな問題に全員で取り組むきっかけになるような気がして、僕は嬉しいです。
先生、頑張りましょう。
中学時代に部活をやらずとも、社会に出て力を発揮している人はいくらでもいます。そのことは、「部活動がない中学の存在は無意味」を否定しています。
部活動で身につけられる力は、人として生きていく上でもちろん重要な力ですが、それは部活動でしかつけられないか、といえばそうではありません。もしもそうであるならば、部活動はとっくの昔に教育課程内の活動となっているはずです。
その力とは、教科学習の中で友達と関わったり、話し合ったり、協働したりすることで身につけることができる「思考力・判断力・表現力」でしょう。もしくは、「総合的な学習の時間」で身につける「生きる力」そのものです。多くの塾では身につけることができないこれらの「学力」を、学校現場では身につけるべく、日々教師は授業を創っているのです。
部活動は、そのような力をつけられる場でありますが、唯一の場ではありません。あくまで授業の補完的な存在だと考えます。
部活がよいものかどうか、意義がどうのこうのではなく、無給で無休なのが問題なんです。なんでも教育的意義があるかどうかといえばありますし。
OBに協力してもらえ???www
予算は?ww責任は??外部指導者がいてもいなくても土日いかなければならないんですよ?教員は・・・
よく考えずに教師になったことを本当に後悔し、学校なんてクソ食らえと思いながら3年目で辞めました。
ですので、私がこんなところで意見を言うのもおこがましいのは承知の上です。ですので私は、教師としての視点ではなく、『日本の労働価値観に疑問を抱く一人の人間』としてこの問題に対する意見を述べさせていただきます。
私も公立学校の部活動顧問制度には大反対です。
課外活動の場そのものはあってもいいかもしれない。だけれど、その顧問を、何の知識も技術も、場合によってはやる気もない教師に強制させる理由とは何なのでしょうか。
どうせそういった活動の指導をするなら、やりたいという気持ちがあって、ある程度その道に精通した人間が行うのが当然だと思うし、その方が子ども達への教育効果は明らかに高いはずです。
部活動は完全外部委託、または地域少年団等で十分ではないでしょうか。
続く
「仕事ってのは何でも理不尽に耐えてやらなければならないんだ!お前自分がやる気がないだけだろ!甘えだ!」という類の意見が飛び出してきそうですね。
しかし、それは確実に論点がずれていませんか?
そもそも、「仕事=理不尽、ツライもの」なんて、誰が決めたのでしょう。
『仕事』というのは、そこに仕事をする何らかの目的や目標があって、それを達成するため存在しているはずです。
学校教育であれば、子どもを健やかな人間に成長させること等々でしょうか。
そのためには理不尽なんて、なければないほどいいに決まっています。
(例えば、いじめとか。やりたくない部活動顧問の強制とか)
なぜなら、
理不尽とは、
『耐えるべきもの』ではなく、
『解決すべきもの』
だからです。
それを人間としての成長だのなんなのって根性論を持ちだす人がいるから、日本の仕事観はまだまだ良くならないだろうなあ、と私は思っています。
出勤中の電車の中で偶然…
【そうだ、会社やめよう。】
という、キャッチコピーが…。
でも、現実でもこういう事が実際にあるということですよねm(_ _)m
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4776796244/ref=redir_mdp_mobile/378-1236988-7971640
外部のコーチを雇っても結局部活があると顧問はいかなければならないんですよ?
ボランティアのような金額ならあなたはやりたくないんですよね?当然現場の先生も同じです。で、予算は?
外部のコーチ雇うって簡単な案でなんとか済むんであればもうとっくにwwww
同業者です。30年やってます。私は、部活動顧問をしていません。年度初めの希望調査でな「しません」と書いています。みんなが職場の度量を気にする限り現状はかわりません。所詮、組織はいざとなったら冷たいものです。周りからどう思われようが、主張すべきだす。
拒否すれば担任をはずされると、ありますが、はずされたら、どんなデメリットがあるのでしょううか。むしろ負担へるのではないでしょうか。給料は担任をはずされてもへりません。
副顧問の話がでてますが、何がおこるかわかりません。もし、主顧問が病休・退職・処分などでいなくなったら、一気に負担が増えます。
同業者として、ネットでぐちぐちしてる人に教卓に立ってほしくないです。かりに、小学校の先生もやってほしくないです!子供がかわいそう。
あと、これ書いてる暇あったら、仕事するかOFFを楽しめばいいと思いますよ(^∇^)
なんて意見がチラホラありますけど、教師をなんだと思ってるんでしょうか
別にブログ主様の意見を必ず尊重しろ、というつもりはないですが
反論というか、非難するなら精神論以外で、ちゃんと理論建てるべきです
コメントで論点をまとめている方も大勢いらっしゃいます
まずは過去の記事と、そちらの方々のコメントを見て、感情的に、精神論主体で書き込む前に、自分の意見を整理すべきじゃないですか?
今までのコメントを読ませていただいた限り、真っ当に理論建てて反論、反対意見を述べた方は、ほとんど居なかった様に思います
校長や教育委員会に言っても何も変わらなかったのです。裁判起こしたら、日本全国の中学校で起こっている顧問問題の解決に一歩近づくかもしれません。しかし、学校不信落という大きな代償を払わなくてはならなくなりそうです。
私の同僚は部活動が大好きです。子どもも成人して、時間は十分にあります。そういう頑張っている同僚を困らせたくはないです。
外部指導者は教員ではないので、学校で実施している部活動の責任者にはなれません。教師がその場についていることが条件で外部指導者は活動できます。外部指導者だけでは指導できませんし、校外への引率もできません。
外部指導者は、「保護者のクレームへの対応」はしないでしょうし、説明責任も取らないでしょう。「怪我などへの対応」「練習試合などの設定」「公式戦への参加申し込み」「部費の徴収とその会計報告」「学校保険の適応」などもできないと思います。
生徒のためにやるのは当然です。労働者として、正しく評価され扱われるなら、頑張ってみようと思う人は増えると思います。
みなさん、同業の方はどう思うのでしょうか?
「学校は特別な、ある種、社会から隔絶された世界」だからこそ,救われる子もいるとも思います。
これだけ価値観が多様化しているのに,今の学校には人が少なくて,多様化できないと思います。
労働者として正しく評価され扱われる
本当にその通りだと思います。
それでも,本当に多くの先生方が「労働」の範疇を超えて子どもたちのために必死で頑張るのだということも,想像に難くないです。
コメントありがとうございます。
お金の投入を渋っているからこそ、現場の教員の無理が必須になっているのですよね。
部活動の全てを否定しているわけではありません。
ありかたを考えねばならぬと言っているのです。
コメントありがとうございます。
世の中の「当たり前」を疑う時代なのかもしれません。
「当たり前」は多くの利益を生みますが、その中には不合理をはらんでいる場合も多いです。
このブログが大きな波を生み出せればいいなと思います。
コメントありがとうございます。
お気持ち、お察しします。
中学校には部活動はあって当たり前のものという考えが、現場を苦しめていると思います。
本来、なぜ教員がボランティアである部活に苦しまなくてはならないのか、そしてやっと合格できたのに、転職を考えねばならないのか。
わたしは悩んでいます。なにが最善の選択なのかと。
コメントありがとうございます。
教員になる人は、ほとんどの方が責任感が強く、しっかりと仕事をしようという方ばかりです。
だから、ボランティアである部分の部活動もしっかりやろうという気でいる。
それはいいのですが、制度全体がその部分に頼りっきりなのが腹が立ちます。
善意への敬意もなく、そして制度への疑念もない。このままでは崩壊します。
コメントありがとうございます。
生徒には広い視野をもった大人になってほしいと思います。
人生の素晴らしさ、希望をもって生きる大切さ、そんなものを感じてほしい。
だけれども、私たち教員に余裕がないのです。
月から金まで、朝から夜まで、ついでに土日も祝日も。
自分に差し迫る仕事、余裕をもって生徒に向き合えるでしょうか。
本務をさばけないのであれば自分の責任です。
だけれども本務以外の部分が出しゃばってくるのが問題だと感じます。
私の場合は週末に家族の介護をしなければならない(公式戦等は別の家族に頼むなどなるべく工面しています)事情があります。そのため、次期に勤務先を決める際には管理職・教育委員会(雇用への最終権限を持つ人は自治体により違います)にはその旨を契約する前に伝えてます。
後々にトラブルが生じるよりは先に言うべきだと思っているからです。
反応は様々です。露骨に嫌な顔をする人もいれば、私の家族を気遣って下さる方など…。
そのような個人的な家庭事情を受け入れて下さる組織長さんのところで働かせて頂いてます。同僚の皆さんに申し訳ない思いと、組織長さんには感謝の思いが常にあります。
でも逆に露骨に嫌な顔をされる場合は、お断りさせて頂く場合も、合意に至らないという場合もあります。でも互いにそこは譲歩できるポイントではないとは双方の立場から則してそう思うので、契約する前にわかってよかったと考えて割り切っています。
幸い今のところどこかでは理解して頂き、使って頂いてますが、毎年この時期になると頭を悩ませます。嫌な現場ならば1年で変わることも出来る反面、翌年も残りたいと思っても、なかなかその願いが叶わないところがこの立場のはかないところでもありますが。
どうしても講師目線になりますが、他の若い講師が部活動に時間を奪われて採用試験に通らないという現状を見ると、今の有り様に疑問を感じるところも多いです。しかし、それでも合格する人もいるし、契約(正しく言うと部活動は勤務外)なんだから、嫌なら辞めて浪人して受験すれば?という意見も理解できないことはないです。
ただ、少なくとも今の若い人が「採用試験があるので部活動はほどほどにしたい」と堂々と言うことが出来る空気は、今の学校現場にはなかなかありません。
コメントありがとうございます。
部活動に思い入れのある教員は多いです。
かくいう私も部活動に明け暮れる生徒でした。
だからこそ制度の改革が進まないのでしょう。
なぜなら今までそれでやってきたから。
でも時代は変わった。
このままではじりじりと教員が倒れていくのを待つばかり。
もっと論理的に部活を考察しなければ。
また、体育の教員を低く見るわけではありませんが、比較的授業研究は楽だと思います。
個人差はあるでしょうが。
その余裕の差によって、部活への取り組み方も大きく差異が生まれるのかもしれません。
コメントありがとうございます。
部活動に燃え、教員採用試験に打ち込めない教員は多くいます。
部活動に燃えているのは本心かどうかは置いといて。
講師は本来教員採用試験に受かりたいはずだから、部活動はそこそこで勉強したいはずだと思うのですが、勉強を優先できる空気は現場にはなかなかありませんよね。
こんな目に見えない空気も、部活動議論が進まない一因かもしれません。
コメントありがとうございます。
子どもを育てるのに、部活は必須ではありません。
あくまでオプションであり、そしてそのオプションのために、全ての教師が寄与する必要もないのです。
あくまでやりたい人はどうぞ。
そんな観点でいいのではと思います。
生徒も教師も、部活を選べる時代にすべきです。
中には、校長・副校長・教頭らが並んでいます。
そして、「所属学年・担任か副担か・週の担当時数、そして、顧問する部活名」を提示されます。
そのまま快諾する人は、すぐ校長室から出てきます。
個人的な事情を抱える人は、この場で、交渉することが出来ます。この場合、校長室から出てくるのが遅くなるので、他の職員に「あの人…」と分かります。この後、校長室での提示済みの人が再び呼び出され、少しずつ、提示条件の変更が始まっていきます。
今まで、快諾していましたが、真由子さんのこのブログを拝見して、今年は「交渉」することにしました。「部活全員顧問制」というパワハラに、職員室内の空気に、立ち向かう勇気をありがとうございました。
コメントありがとうございます。
私も部活の制度はパワハラと捉えていいと思います。
そして閉鎖的な空間における断りづらさだけで運営している。
もう限界だと思います。
4月から部活動の顧問を拒否しなければ、これから先も上の方々から「生かさぬように殺さぬように」、まるで鵜飼の鵜のように働き続けることを強いられているように感じるのですが。
こんな顧問に指導されたくありません。