お久しぶりです。
約1か月の間、ブログを更新しておりませんでした。
その間、たくさんのコメントが寄せられました。改めて部活動についての関心の高さがうかがえます。
そして、部活動顧問についての現状をまだまだご存じない方がいらっしゃるのだと強く感じました。
今回は、部活動以外の記事になります。興味がありましたら、ご一読ください。ちなみに、行事についての記事です。
先日、大きな学校行事がありました。体育祭です。
地域によっては「体育大会」や「運動会」と呼ぶ場合もあるでしょうが、私の勤務校では体育祭です。
「祭」とはいえ、生徒も教員も、真剣勝負の行事です。
体育科の教員を中心に、全ての教員で準備を進めてきました。
暑くなりだした季節、熱中症の生徒も出る中、着々と体育祭本番が近付いてきます。
私個人のことを話しますと、私は体育祭の空気が大好きです。
一年生も二年生も三年生も、運動部の生徒も文化部の生徒も、混ぜこぜになって一生懸命行事に取り組む。
その一体感がたまらなく好きです。
私がかつて中学生だった頃、体育祭を終えて家に帰った私は「毎日が体育祭だったらいいのに」と親に話していたそうです。私自身にはその記憶はうっすらとしかありませんが。
体育祭当日。天候にも恵まれ、予定通りにプログラムが進んでいきます。
堂々とした入場行進。しゃんと伸びた背筋に、勢いよく振られる腕。一斉にむけられる保護者のデジカメ。体育祭の始まりの種目です。
短距離走では、運動が苦手な生徒も一生懸命に走っています。その姿を応援席から歓声を上げて見守る生徒たち。
男子の組体操。一緒に演技する生徒の体重に耐え、歯を食いしばりながら演技を決めていきます。その真剣な眼差しは、ときとしてドキリとするほどの眼光でした。
女子のダンス。自分たちで組み立てたダンスで、笑顔で踊る姿。終わった後にはみんなで集まって涙する姿も見られました。
応援合戦。応援団長を中心に、工夫を凝らした応援が展開されていきます。練習でなかなかうまくいかなかった部分も、本番では集中力を高めて成功させていきました。
そして、緊張の結果発表。総合得点が少しずつ掲示板に発表されていきます。固唾を飲んで見守る全校生徒。そして教員たち。
結果発表が終わり、ガッツポーズで喜びを分かち合う生徒たち。また負けてしまい、涙に暮れる生徒たち。
閉会式も終わり、各色のチームは解散式を行いました。
そこで、応援団長である3年生たちからの、胸熱くさせるスピーチがありました。
「自分たちは心の底から頑張りぬいた。だから悔いはない」と途中を涙で詰まりながら話す姿に、たまらずもらい泣きをしてしまうのでした。
こうして今年も体育祭は生徒も教員も、大満足の大成功に終わりました。
毎年そうなのですが、ドラマにも負けないたくさんの感動が詰まっているのが体育祭なのです。
いまこうして記事を書きながら思い出しているだけでも、胸が熱くなってくるのを感じます。
自分たちでここまで行事を盛り上げることができるまでに成長したのだなと、生徒の成長に確かな手ごたえを感じるのでした。
行事は、何度行っても教師冥利に尽きる場面だと思います。
準備等は大変ですが、その遣り甲斐こそ、感動へのステップアップになるとさえ思えます。
生徒の笑顔や涙、それら充実した表情を胸のアルバムにしまい、また明日の活力に変えて頑張ろうと思える体育祭でした。
行事の記事を書いてほしいというリクエストがありましたので、一度趣向を変えて記事を書いてみました。
行事も部活も、「生徒のために」という観点では源流を同じにしているのかもしれません。
でも、だからこそ、部活についてはその際限ない在り方について変革しなければならないのでしょう。
ブログ更新から離れていても、驚くほどのアクセス数を記録し続けています。
少しずつでも、部活動についての世間の見方が変わればいいと思います。
いつもコメントありがとうございます。
部活の記事、また他の記事のリクエストなどありましたら、お気軽に書き込んでください。
ブログ更新頻度を上げながら、部活について考えを固めていく所存です。
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コメント
コメント一覧 (56)
運動嫌いの私にとって、運動会の練習、準備、当日、全て嫌でした。
ただ、小学1年生の運動会の徒競走で人生最初で最後の1位をとり、担任の先生に誉められたのを今でも忘れていません。他の子が転んだから棚ぼた1位ですが。
前回のブログのコメント欄で、盛り上がりに水を差すコメントをしてしまいました。ごめんなさい。
私の学校でも先日体育祭が行われました。
真夏日という環境でしたが、誰1人熱中症を出すことなく、全員がいきいきと真剣に競技を行っていました。
時にパフォーマンスを取り入れたりしながら、生徒1人1人が自主的に完成させた素晴らしい体育祭だったと思います。
・・・しかしここでも部活の闇が降りかかっていました。
それは「上位大会進出を目指している部活(特に運動部)は、事前準備(パネル、応援団員など)の役職にもつかせず、さらに怪我の可能性があったり、危険を伴う競技には一切参加させない」といったものです。
さらにこのことは顧問から担任に申し立てるのではなく、生徒から担任に申し立てさせています。
顧問も課外活動が学校行事より先行するのがまずいと分かっているので、生徒を使っているのでしょう。
現在私は担任を持っていませんが、今後担任を持ったとしてもこんな理不尽なことに協力する気はありません。
・・・私の部活の件は推移中です。
お元気そうでよかった~。
私は当日より前日までの準備期間が好きです。(体育祭に限らず生徒が準備する行事の場合はほとんど、当日より準備期間が好きです)
普段目立たない生徒、先生受けの悪い生徒、生徒会の役員生徒…
彼らが普段とは違った魅力や個性を発揮しながら、みんなで協力する姿が見られて本当によいです。
彼らの中に入って、彼らと同じ目線で作業をすると、子どもの世界が本当はとても広くて多様だ、と言うことがよくわかります。本当は普段の学習の中でこそ、もっともっと彼らの世界を拾い上げなければならないのですが、子ども・教師ともに余裕がないです。できる限りの工夫はしていますが…
ただ、気になる点として、体育祭やクラスマッチに順位がつくことは当然として、本来順位のつかない文化祭にまでクラス順位をつける学校がある、と言うことです。
何でもかんでも競争競争で、画一的になっていないか、多様な子どもたちの世界を「競争」と言う枠で画一的なものに押し込めることにならないか、非常に危惧しています。
タイトルにやや違和感を感じました。それは、「涙の・・」とあるからです。いつのころから、自分の関わったことをこうも大げさに・感情的にひとに堂々と表現するよになったのでしょうか。
たとえば、
「感動する卒業式を迎えたい」
「この1年で思い出づくりをしたい」 「義務教育最後の運動会」
「中学校時代に一生付き合える友人をつくろう」
(甲子園の選手宣誓もこの手のものが増えてきました。)
力が入りすぎています。
私は、淡々と黙々に仕事をこなしていきます。行事の度にうかれたら、体がもちません。
話を戻します。
体育大会での部活動紹介や部活対抗リレーにはうんざりします。午後の最初のプログラムがこれです。これをなくすと、余裕をもった運営が行えるのに。部活のために全校生徒をひっかきまわさないでほしい。
同感です。部活紹介・部活対抗リレーはいりません。最後の勤務校ではこれを廃止して、同時に応援をブロック(1~3年計3クラスのブロック。機械的に1組同士ではなく指名+抽選できめます)制にして、その応援合戦に変えました。もちろん練習の時にもブロック応援練習時間を入れる。大いに盛り上がりました。ちなみに体育祭準備期間(一週間強)は運動部も文化部も活動停止。逆に文化際準備期間(一週間強)は運動部活動停止で、全校あげて行事に取り組む体制にしていました。
部活対抗リレーや部活紹介位でそんなに目くじら立てなくても・・
と思うのは自分だけでしょうか。
部活が嫌いなのは分かりますが、運動会の1イベントまで文句を言うのは行き過ぎだと感じます。
現場の先生方は体育祭の部活対抗リレーをどう思っているのか気になります。
私は現職です。部活対抗リレーはない方が良いと思っていました。一部で盛り上がり、部活にこれない生徒が入る部の生徒をかわいそうに思ったからです。部活紹介については、現状の部活制度に反対していますので反対せざるを得ません。
小学校の運動会の選抜リレーも辞めて欲しいのです。ついでに言えば、体育祭から離れますが、小学校のPTA行事である学年行事。あれもいりません。補償もないまま出勤してくる先生がかわいそうです。奉仕作業についても考えるべき。朝6時から出てきて草むしり保護者はそのまま帰りますが、職員は残って部活。あげればきりがありません。一つ一つ反対の理由はありますが。
部活動から離れましたすみません。
小学校のPTA行事である「草むしり」の参加の件です。
この場合、「PTA会員として、参加している」と判断すれば、補償がなくても文句はいえません。他のPTA会員と同じですから。
ところが、保護者や生徒・地域の前では、まず○○学校の先生として見られ、その振舞いが期待されます。したがって、「今は一人のPTA会員」との意識しても周囲は「教員としての言動をすることが当然だ。」と見るのです。
いい方法があります。PTAを脱会するのです。そうすれば、まったく関わらなくて済みます。
教員として一任意団体であるPTAとの業務を管理職から命じられることは勤務時間内ならあり得ます。しかし、時間外なら命じることはできません。
PTAをやめましょう。私は現職教員ですが、PTAに加入していません。
確かに日本の教育現場において行事は多いですね…
部活の数を減らす・行事を精選する
この2点は中学・高校ともにどの学校においても話題になっているし、緊急の課題になっている学校もありますね。
少しずつ減っていく流れになるのではないか、と校長面談のときの校長の話しを聞いて思ったところです。
カメムシさん
私の勤務県では体育祭に部活を関わらせている学校は中学・高校ともになかったので、お話を伺って大変驚いたところです。
つくづく日本は『体育』が好きな国ですね。
『武士道』ってやつですかね。
17. あすなろさん
日ごろの主顧問の大変さがわかるからこそ、ついつい「OK」と返事をしてしまったのだと思います。また、「人間関係はよい」なら、それを保持しようと本能的にしてしまいます。だから、ついつい保身を選択し、引き受けてしまうのです。
主顧問と副顧問の関係はやっかいです。
主顧問としては「いつもは私がやるので、特にしなくていいよ。名前を貸してくれ。裏方やどうしても私ができないときだけお願いする。」という人も少なくないと思います。
これが、クセものです。複数顧問制はどちらかが主で、副がそれに合わせることが通常だと思います。じっくり、運営方針を詰めることはできません。おたがいが腹の内を探っているのですから、本音はなかなか出せません。
もし、主顧問に何かが発生すれば(たとえば、病休む、不祥事のための休職など)、ただちに年度途中であっても副顧問が主顧問になってしまいます。
仕方なく引く受けた副顧問としては「あんたせいで、副顧問ポストが1つ発生した。それが私に回ってきた。」が本音です。
来年度は、総スカンを覚悟で、顧問をすべて拒否しましょう。
部活動のあり方に疑問を感じている教員,本音のところでは顧問はしたくない・できないと考えいてる教員は多いと思います。ただ,口にしない・できないだけで…。方法はともかく,真由子さんのように疑問点・問題点を声に出して,意思表示することはとても大切です。
部活動の制度などが大きく変わることはないかもしれませんが,少しでも変化が見られたら…と思います。私も自分にできることはやっていこうと思います。真由子さんもがんばってください。応援しております。
いつぞやの総理も言ってましたよ。
「痛みにたえてよく頑張った、感動した」と。
また、ブログはそういうものです。
みんな大袈裟に書くものなんですよ。
「超美味しい」「マジ感動した」のオンパレード。真由子さんがそうだとは言いませんが、そういう文化です。
そして、教育がそうさせているのでは?
小学校で作文を書かせたら真由子さんのような作文になるでしょう。
「運動会なんて、炎天下の中わざわざ汗をかくような事をして、金輪際やりたくない」なんて書いて提出したら、間違いなく書き直しをさせられ、「感動した」と書かせる、のではありませんか?
*************
思いだしたことがあります。
高3の担任は、行事のたびに有給とってましたよ。さすがに(私たちの)卒業式は出席していましたが。
お休みしたいときの参考に。
高3の担任は、行事のたびに有給とってましたよ。さすがに(私たちの)卒業式は出席していましたが。
お休みしたいときの参考に。
イヤミクセー
私もとても好きです。
私が運動が苦手な分,運動が苦手な子や好きではない子が,体育祭で充実した表情を見せる瞬間が特に好きです。
私の学校の体育祭では,クラス対抗の大縄跳びがあります。
大縄跳びで優勝するために,子どもたちは昼休みに放課後に,練習にはげみます。
運動の得意な子も苦手な子も,一丸となって取り組みます。
そうなるように,担任が裏でいろいろなことを考え,判断し,仕組みます。
この過程も私は好きです。
また,1年生から持ち上がって育ててきた3年生の体育祭は,本当に素晴らしい。胸が詰まる思いです。
『涙の体育祭』
決して大袈裟ではありません。
生徒たちと同じように感動できる,この感覚を忘れずに教員を続けていきたいものです。
部活動は,この感覚を生徒も教員も手軽に味わえます。
体育祭よりはずいぶんと簡単です。
これが,部活動に関する根深い諸問題(部活ばっかり授業ヘタクソ教員の存在,部活動の中毒性,過労,部活動の行き過ぎた指導などなど)が解決されない一因であることは間違いなさそうです。
授業ヘタクソ教員・・・あなたは自分の授業に自身があるのだね。
自信家だな。
主人が野球部監督です。明らかにおかしいと感じていたことを、このブログが代弁していただいているようで、いっきに記事を拝見いたしました。
うちは今年はじめてのこどもが産まれたのですが、主人は早朝から部活、遅くまで部活、土日も当たり前に部活。帰宅すると電池が切れたようになり、食事をしたら倒れるように眠ってしまいます。話もろくに出来ません。週末に家族揃っておでかけなんてもう期待もしていません。よそのお子様ばかり面倒を見て、我が子が可愛そうです。私はもはや野球・部活という言葉にすら嫌悪感を抱いています。子育て不参加で稼いでくるならまだしも、時給換算すると泣きたくなるほどの金額で、交通費自腹、差し入れ自腹、その他もろもろ自腹。家族はたまりませんよ。
主人は部活がしたくて教師になったクチです。ですから部活に関して文句は言いませんが、教科指導、進路指導、担任業務、電話対応などで日々クタクタです。でも部活がしたいから頑張るそうです。ですがこのままでは、いつ体を壊してもおかしくありません。丸一日休める日などまったくありませんから。唯一のお正月休みも元旦から部活の決起集会とかありますから呆れます。部活の生徒さん方も家族との時間はどうされているのでしょう。
人間一人のキャパシティを考慮すれば、やはり業務と部活は切り離して考えたほうが良いと思うのです。
部活についてネット検索をしていてこちらのブログに行きつきました。
全ての記事をまだ拝読できていませんが、私の考えを投稿させて頂きたいと思います。お見苦しいですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。
公立中学の2年生運動部所属男子の保護者です。
我が家の考えは、学生の本分は学業、部活は課外活動という位置づけです。でも中には、将来をこのスポーツに懸けているらしいお宅もあります。特に3年生は総体前もあって、父兄が日に日に過熱してきております。
保護者の一部は、大会などは、親も子も土日共に全員で応援に行くことを熱望しており、直近の大会では行けない保護者にはその行けない理由、どんな用事があるのかを皆の前で発表させるという吊るし上げとも思えるようなことがありました。
私は、部活に過熱したい方には批判はしませんので、そこまで過熱していない親を、親として失格だとか、人格を否定したり自分たちと同等の過熱ぶりを強制するのはやめてほしいです。
顧問の先生は30歳の女性の先生ですが、部内の連絡事項は殆ど保護者からの一斉メールです。
先生がどう思っていらっしゃるか分かりませんが、現状、車出しは当たり前、市内の近場でも車で行くこともあるくらいです。
たまに練習試合で電車に乗ると、のり間違う3年生が続出し、情けない限りです。
もっと、こういう経験も必要だと思うのですが、一部の親には、「だから、車出し」という考えになるようですが・・・
私には、子供のためとの大義名分のもとの、保護者の過保護・自己満足としか思えません。
先生にも、主導権は内容に思えます。
このような部活の実態にどのように思われますか?
誤字がありました・・・
最後の行は・・・「先生にも主導権は{無いように}思います」でした。
とにかく、先生もご家庭もあり、授業の準備、学校の庶務、週末は部活、しかも過熱した母親たちの主導権によって板挟みなのではと推測しております。
お気の毒です。
そりゃ、冷蔵庫に寝転がる若者が増えるわけですね。
それと冷蔵庫で寝そべる奴が関係があるのか
生活指導出来ない部活熱心な教師なんて腐るほど居る
私も中二の子を持つ保護者です。3月まで子供が運動部に所属してたので、とても状況は理解出来ます。保護者の熱狂的とも思える関わり方に唖然としたものです。車出し、応援が当たり前で、行けないと嫌みを言われました。
応援の時、保護者野次が凄くないですか?あれは行き過ぎだと思うことが多かったですね。
我が家は子供が部活を辞めて違う道を選んだので、もう関わることはありませんが…。
ここを知るきっかけになったブログです↓ 真由子さんもここからかも。
onigumo.cocolog-nifty.com
異常としか思えない日本の中学、高校の部活動
生徒のことを思って…とは何だ?恩着せがましいな
それと冷蔵庫で寝そべる奴が関係があるのか
生活指導出来ない部活熱心な教師なんて腐るほど居る
【この意見は間違っている。】
コメント見るに、要は生徒のことを思って活動されている教師というのはいないということなのですね。
【どのコメントを見て書いたのかはこの文章からはわかりませんが、生徒のことを思っている教師がいないとわけはありません。そういう先生が書きこんでいないだけです。それに、部活顧問をしていないから生徒のことを思っていなんて間違っている。あなたが教員で、あなたを含めた教員が全員生徒のことを思っていない職場ならば別ですが。】
そりゃ、冷蔵庫に寝転がる若者が増えるわけですね。
【バイト先の仕事の失敗も学校の教員の指導の結果というふうに読めますが、この読み方で正しいですか。もし、そうであるなら大きな勘違いです。これは、そのバイトを雇った事業所の失敗です。そして、恥じるべきは保護者の家庭教育です。賠償金も学校は支払いません。】
【もし、このようなお考えを持っている方がたくさんいるなら残念です。いつも、このブログを通じ私たち教員の部活動顧問制度に興味をもっていただき感謝いたします。私たちの待遇改善は、生徒へ必ず還元されると思います。】
【自己紹介】
そろそろ中学教師30年を迎えるものです。部活動の顧問もしています。夏休み中に有給を使って教科の研修会に参加します。研修会は自己負担が1回(1万円、都内開催)、教育委員会主催(交通費なし)に4回を予定しています。部活がなかったらもっと参加したいオタク?系ですかね。
【過熱している保護者の方について】
過剰の度合いは、地域や種目によると思います。サッカーはJリーガーに行く人はユースチームから入る人が増えてきています。野球はシニアリーグが盛んです。プロがあるスポーツは比較的保護者も夢を追いかけます。指導者から「将来が楽しみですね」なんて言われたらより過熱します。集団スポーツは1人では勝てないので、我が子の成績を伸ばすためにも、周りの生徒にも頑張ってもらいます。そういうのって見えてきませんか?
【勝利至上主義】
スポーツだから(合唱部、吹奏楽部も同じだと思いますが・・・)、負けるためには練習しません。一応、技術向上のために練習します。だから「そんなんじゃ勝てない!!!」と指導者が言うのは正しいと思います。勝てるように指導するのが前提ですが・・・。勝つことは目標ですが、負けたときに違いが出ると思います。【勝利至上主義】の人は「お前らはクズだ。馬鹿。辞めてしまえ!」などと負けた結果にだけこだわって、酷いことを言う人です。普通は、負けた時には「次はもっともっと上手になって大会に臨めるように、今回の反省を生かして明日からの練習を頑張ろう。個人、チームのいいところも見えてきた。負けて悔しいなら、練習から頑張ろう。」なんて言うのかなと思います。良い点、不十分な点を見つけて伸ばす。適切な助言をその生徒が分かりやすいように与える。
個々の生徒を大事に伸ばせない指導者なのに、負けた時はいつも生徒のせいにしている指導者が私の周りにはいました。
どこがご自分の意見で、どこが引用なのかわかりません。
>33. これ
自己紹介は他の教師への自慢ですか?
ありがとうございます。
息子の部活はチーム競技ですので、3年生の高校入試でスポーツ推薦を狙うとしたら、何としてでも県で上位に入る必要があります。特に3年生のボスママ集団のお子さんたちは全く勉強は捨てており、スポーツ推薦を希望しているようです。
それでも、我が家は「部活=課外」のポリシーのもとで頑張っています。
私は仕事をしておりますが、塾の先生のため、塾の日はお休みが取れません。保護者の中には、休みが取れないパートはあり得ない!とか、子供の為には仕事を休んで当然との意見もありますが、人の都合も考えず、自分たちの意見が正解だとしてそれを押し付けてくるような状況には呆れてしまいます。
今後は、決定的に被害を被るような場合を除いて相手にしない方がいいのかなあと考えますが、皆さんどのように対処されてますか?
任意の差し入れに、恩着せがましくお礼の言葉を要求してくること、ボスを筆頭に集団行動などなど・・・本当に大人と思えない言動ばかりで、こんなことに悩んでいる時間も心の負担ももったいないですね
24.の投稿で書き込みしたものです。
地域で敵無しというわけでもないのにわざわざ遠方のチームと試合しに行くメリットがあるとは思えません。主人の部活も、当たり前のように何時間もかかる遠方と練習試合を組むのが慣例化していて、本当に効率悪いと思います。部活ラブの主人が自分で組んでるんですが。はぁ。本当に一部の熱血部活人のおかげで、本ブログ主様やぺんさんや私のような人間は、まるで自分が悪者のような気分にさえなってしまいますね。部活を頑張ってる人の立場があるから、家庭でも不満を言い出せないです。
ぺんさんの場合は、そもそも保護者の車出しを当てにしたスケジューリングに問題がありますよね。
気にせずお仕事をなさったら良いと思います。家庭の生活基盤そのものですから。むしろ仕事でなく余暇を過ごしていたとしても、咎められる筋合いはありませんし。
本当に本当にその競技を生業として生活できるよう育てたいなら、部費より高いお金払って専門の教育をしたらいい!とボスママに言ってやりたいです。
校長は天下り先を検討するくらいなら、仕分けして部活動顧問のパートを雇ってほしいです。
きっとお世話したい外部のおじさんとかたくさんいると思います。
>特に3年生のボスママ集団のお子さんたちは全く勉強は捨てており、スポーツ推薦を希望しているようです。
そのママさん達はほんとにそれでいいのでしょうか?
スポーツは科学だと思っていますので。うまくいかないとき勝てないときに、なぜうまくいかないのかなぜ勝てないのか考え、どうすればいいのか考え、実践に活かすことが出来る選手だけが伸びていくと思っていますので。
そして、そのヒントを教えるのが指導者の役割と認識しています。中学生もハイレベルの次元になると筋肉と反射神経だけでは伸びないでしょう。
>地域で敵無しというわけでもないのにわざわざ遠方のチームと試合しに行くメリットがあるとは思えません。
実は大ありなのです。「地域」でということは、地区予選で当たる可能性が高いということです。
予選で勝ち抜かないと本戦に出られません。そのようなチームに手の内を見せたくない。そういう心理が働いていると思います。
とはいえ、とある野球部監督の妻さんのご主人のチームのように、何時間もかかる遠方のチームとばかりなのは行き過ぎと思います。
>そもそも保護者の車出しを当てにしたスケジューリングに問題がありますよね。
ウチのチームでは、これなくして成り立ちません。田舎でマイカー必須の地域がらですから。うちはまだいい方で、隣村の学校は通学可能な距離を無視して効率だけを求めて合併したため、スクールバス必須となっています。
仮に隣のうちと練習試合やるとしても、保護者の車だしなしではこれません。
勉強を捨てているレギュラー陣のママさんたちはそれでいいようです。
逆に勉強なんてしなくていいから練習しろ!とのお考えです。
私は、彼らが将来そのスポーツで生計を立てられるとは限らないし、可能性は高くないように感じます。井の中の蛙というか・・・
ステージママに手取り足取りやってもらって、彼らがどう育つのか、それは各ご家庭の方針ですので口を出すつもりは全くありませんが、やはりスポーツもビッグマーチさんがおっしゃるように筋肉や反射神経だけでは限界があると私も思います。学業成績が全てでもありませんが、スポーツ選手も頭を使える人の方が更に伸び代が大きくなると思います。
>彼らが将来そのスポーツで生計を立てられるとは限らないし、可能性は高くないように感じます。井の中の蛙というか・・・
推薦で有名私立大、コネ使って上手くいきゃ筑波なんて手もあるので、プレイヤーとして大成しなくてもイイという親も実際います、ほんの一部ですが。
早く手を打たないと竹田高校剣道部の二の舞になるよ。
私もこのままの状態ではよくないと思っていましたので、ずっと監督、校長、教頭を交えた4者会談を希望していたのですが、監督が拒否し続けています。
おそらく4者会談ですと、自分が折れる必要がある部分があるので拒否しているのでしょう。
監督としては私がすべて監督の言いなりになって戻ってくることしか頭にないようです。
そして今日の職員会議で、監督が手を上げて発言をしました。
顧問が足りないから+αの人間をくれと。
もう私との和解はする気はないのでしょう。
そして、細部は監督も伏せましたが、これで野球部のことは全職員の知るところとなりました。
細部は自分の非を明らかにすることですから伏せたのでしょう。
もし私個人を非難するようなことがあれば、その場で私は戦うつもりでした。
さらに私の居ない練習試合の場で何かあったらしく、今日も野球部の保護者が数名校長室に訴えに行きました。
このまま夏の大会出場辞退もありえそうです。
お疲れ様です。
生徒のことを考えて、ここは折れた方が良いんじゃないですか?などと雑音が入ってくるかもしれませんね。高校野球って部長がベンチに入らないといけないんでしたっけ?難しいお立場になってしまいますね。
本当に部活は拒否したいけど、目の前に生徒がきて「今日○○先生がいません。お願いできますか?」と言われると
「うん。すぐ行くから。」と答えてしまう根性なしの私。
部長さんこのままがんばってください。でも、自分の身分を守ることも同時に考えてくださいね。
心配していましたよ。
ここに書かれている限りでは野球部長さんには何の非もありません。
保護者が校長室に乗り込んでいったことでますます監督さんの異常さが明確になる気がします。
生徒たちはどう思っているのでしょうかね。野球部長さんがこのまま顧問を降りると仮定して生徒たちに今回の経緯が誤解されて今後生徒との関係がまずくなるのが心配です。
42. 野球部部長さんへ
監督、生徒、保護者、管理職、そして、あなた(野球部部長)と多くの人の事を考え、どうしたら、みんながこれからうまくやっていけるかを考えていると思います。
このようのう場合、一番いい方法は、小手先の策に走らず、もっとも世間が納得する当たり前の方法・態度を取ることです。
つまり、あなたの気持ちを正直に表明し、事実のそのまま話すことです。この時、同僚・管理職の立場を考えた行動を取ってはいけません。部の生徒の活動を優先した行動をとってはいけません。
正直な言動により、非難されてもあなたには信念があります。決して後悔しないでしょう。
あまりに、周囲を配慮して中途半端な立場をとれば、あなたが誤解され、悪者になります。そして後悔がのこります。
大切なことは、真実を語り、あなたの気持ちを正直に語ることです。あなたは、違反行為を行っていません。堂々としましょう。
>もっとも世間が納得する当たり前の方法・態度を取ることです。
大切なことは隠蔽しない事。
お天道様に恥ずかしくない行動をとること。
ははは、お天道様とはご自身の価値観。
世の中色々ありますので、なんでもかんでもオープンとはいきませんが、くよくよ悩むぐらいなら、オープンにすればいいのです。
人間そんなにバカではないと思います。
管理職だって、周りの先生だって、保護者だって、生徒だって。
へんに隠したり、閉鎖的だったり、規制や特権に守られたりすると、おかしくなるのです。
オープンな世界って、気持ちいですよ。
ほんのちょっとの勇気。
ほんの一歩踏み出すだけだと思いますよ。
具体的なことはまた後日書きます。
ところでヤフーニュースに教員の超過勤務の件が載っていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140625-00000159-jij-soci
文部科学省に部活動の改革の意思はないそうですね、
高校野球の事はあまり詳しくないので聞いてみたいんですが、監督は学校の職員以外のやっている場合もありますよね
? その場合監督はどうやって決まっているんですか? 甲子園を見てると色々な学校を甲子園に連れて行っている監督がいますが、彼らは学校と契約しているんでしょうか? また甲子園などとは縁遠い普通の学校の野球部の監督はどんな人がやっているんでしょうか? 質問ばかりになってしまい申し訳ないですが知っている限りでいいので教えていただけると助かります。
高野連主催の大会に出場するためには、必ず「監督」と「責任教師」を登録する必要があります。
「監督」は必ずしもその学校の教諭である必要はありません。
OBですとか著名人である場合もあります。
契約は学校が行うことになりますが、費用の出所は様々ではないでしょうか?
「責任教師」は俗に部長といいまして私の立場となります。
「責任教師」は必ずその学校の教諭である必要があります。
言葉の通り、野球部に関する全責任を負うことになります。
引率はもちろんですが、事務的な内容をすることが多いのではないでしょうか。
ですが、私のように誰もなり手がいないから、経験が全くなくてもその学校の新任の教師をあてがうという事例は多いように思われます。
ミスマッチはこのような場合に起こるのでしょうね。
OBですとか著名人でない場合は「監督」はその学校の教諭がやることになります。
一般的には学生時代に野球を経験している方が多いのではないでしょうか?
そうでなければ、単に運動部経験者ですとかそのような方をあてがうのではないかと思います。
50. 野球部部長 さんに付け加えます。
大会参加規定 4条によると(ネットに出ています)
「参加チームの責任教師はその学校に在籍している校長、教頭、または教諭、常勤講師、臨時的任用講師で、校長が適任者として委嘱したものに限る。また、監督は校長が適任者として委嘱したものに限る。」 とあります。
つまり、校長もしくは直属の部下(講師以上)ということになります。
(もし責任教師のなり手がなければ、試合のある日だけ限定で、部活命保護者を講師に任命し、責任教師を委嘱すればいいのです。その日だけ、その学校の教員にするのです。実現するには、いろいろハードルがありますが、もっとも経済的な方法だと思います。)
遅くなりましたが、返答ありがとうございました。外部の人が監督をやることも多いんですね。
監督→練習の指導、試合の指揮
部長→部の監督、試合の引率、事務など
役割分担をされていると理解しました。野球部部長さんの場合だと監督との指導方法や人間関係が問題を起こしているとコメントからはうかがえます。
顧問の負担を減らすために外部コーチを積極的にという案がありますが野球部部長さんのようなケースへの解決法も準備する必要がありそうですね。
野球部部長さんに再度質問なのですが、仮に監督が問題を起こさない、理想的な人が就任した場合、野球部部長さんは、部長の役割を続けることはできるんでしょうか?
自分が勝手におもっているだけかもしれませんが、部活の役割がクラブチームに置き換わって行ったとしても、高校の野球部だけは最後までこの形だと思います。
私自身のことですが、今週詳しくは書けませんがいろいろありまして、本気で最後の一線を越えようとも考えましたが何とか踏みとどまりました。
部活といいますか野球部に人生まで壊されるとは思いませんでした。
幸いにして、管理職や同僚、前の学校の同僚などは私の味方となっていただいております。
生徒や保護者にも理解してもらっていると思います。
もう前をずっと見て行動したいと思います。
筋は通しています。非難されるいわれはありません。
なぜ部活動を通じても同じ様な感動がある事を認めないのですか?
体育祭にしろ部活にしろ嫌いな生徒さんはいます。
でもそれ以上に楽しみにし、努力をし、一生の友達を作ったりする生徒さんがいます。
それとも、見返りが少な過ぎるから部活の顧問を拒否したいのですか?