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明日は4月1日。新しい年度の始まりです。

各学校現場では、学校に残られた先生方、そして異動してこられた先生方が一堂に会し、職員会議を行います。

各学年の配属、校務分掌、そして部活動の顧問など、学校を運営していくにあたっての必要事項を話し合っていきます。


そこで、部活動の顧問について、私の所属する学校の場合をお話します。

部活動担当の教師が昨年度の部活動顧問一覧を表にし、異動で出られた先生方の部分を空白にしてプリントを作成し、配布します。

各教師はそのプリントに第1希望から第3希望までを記入して担当に提出します。

なお、そこに『部活動を担当しない』という欄は存在しません。

そのプリントを集約し、調整をして部活の顧問を決定するという流れです。


おそらく全国の中学校で、明日から部活動の顧問が決定していくことでしょう。

私は昨年度から部活顧問をしておりませんので、例年通りの行動をとります。

つまり、第1希望から第3希望までの欄に斜線を引き、部活動顧問を担当しない旨を記入するのです。


部活顧問を拒否した私には、そこから校長・教頭を中心とした管理職からの説得が待っています。

魔法のフレーズである

「子どものために部活を頑張ろう」
「ボランティアではあるが、全員顧問制なので君も顧問をしなさい」

などを多用してくることでしょう。


何度も申し上げているように、私は部活の存在や効能を否定するわけではありません。

全ての教師に部活の顧問を強いる現状がおかしいと言っているのです。


ですから、管理職から何を言われようと

「超勤4項目をご存知ですか?その4項目には部活動顧問は含まれていません」
「全員顧問制?いつ職員会議を通過したんですか?法的根拠はありますか?」

と冷静に議論をしてください(詳しい法的根拠については過去の記事を参照されてください)。


もし管理職が『超勤4項目』などの基礎的な事項をご存じでない場合は

「4月1日、エイプリルフールですけどね、そんな嘘はやめてください」

と言うのもいいかもしれません。


部活の制度に疑問を持ち、ライフワークバランスを大切にしたいと思われる方、私のような生き方に魅力を感じる方がいらっしゃれば上記のような行動を取るといいと思います。

なにぶん、強制はいたしません。『全員部活顧問拒否制』ではありませんから(笑)。


新採用で教諭として働き始める方もいらっしゃるでしょう。

大学を卒業して、学校現場に初めて勤める方もいらっしゃるでしょう。

どうか、ご自分の望むような働き方をされてください。


部活がしたい方はどうぞ、存分にされてください。

部活制度に疑問を持っている方はどうぞ、ご自分の意見を表明されてください。

過去に部活制度に苦しんだ私の足跡を、このブログを通じてお読みになってください。

同じ思いをされた方の一助になれば幸いに思います。


レミオロメンの「3月9日」という歌に

『瞳を閉じればあなたが瞼の裏にいることで どれほど強くなれたでしょう』

という歌詞があります。


かつて部活制度に悩み苦しみ、身体的にも精神的にも苦しんだ私は、その重荷を背負っているのは世界で自分ひとりだけなのだと思っていました。

そしてそんな自分は教師に向いていない人間なのだと思い込み、落ち込んでいきました。

そしてブログを開設するに至るのですが、私はひとりではありませんでした。


思いを共有する仲間がこの世界には多くいらっしゃったのです。

辛辣なコメントを頂くこともしばしばですが、そんな枝葉の意見に心を惑わされるほど私ももう弱くはありませんし、子どもでもありません。

教師として『断固たる決意』をもって教職を全うしていくのみです。


明日を控えて部活問題に心揺れている教師の方がいらっしゃるとすれば、あなたは一人ではありません。

まるで過去の自分に語りかけているような気がしてきましたが、お許しください。


追伸、署名にたくさんのご賛同を頂きましてありがとうございました。

署名第2弾も始まっております。

詳しくは署名サイトでご確認ください。

テーマは

『生徒に部活に入部する・入部しないの自由を!入部の強制に断固反対!』

です。

よろしくればご賛同をよろしくお願いいたします。

第1弾も引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。


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