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昨日の毎日新聞に、部活問題の署名の件が大きく載りました。
サイトはこちら↓
http://mainichi.jp/articles/20160425/ddm/013/100/028000c
僭越ながら当ブログについても触れられており、問題の周知という面でありがたい限りです。
よろしければどうかご一読ください。
今回の記事は、部活の物理的な危険性について書いてみたいと思います。
現在、全国各地の学校では家庭訪問や遠足、その他諸々の行事が行われている盛りだと思います。
また校内研修や諸会議など、なにかにつけて多忙な時期が春先です。
そしてそんな忙しい中にも、部活は並行して行われることが多いです。
例えば家庭訪問。
顧問の教師が担任を受け持っているとしたならば、顧問が家庭訪問に行っている間に教師が指導につくことなく、何時間も生徒たちだけで部活の練習をすることになる。
副顧問がいる場合も多いかもしれないが、万事が万事そういうわけではない。
例えば職員会議。
全職員が一堂に会し、案件について提案・承諾する。
これに関しては本当に全職員が参加するので、その間に行われている部活については生徒のみ。
この状態が常態化しているのが現在の学校現場ではないだろうか。
もちろん校長をはじめとした管理職は「部活には必ず顧問の監督のもと行うように」と口をそろえるが、それと現状は全くもってマッチしていないのだ。
私の勤める学校でも部活におけるケガは後を絶たない。
野球部では顧問が不在にしているときに守備練習をしていて、目にボールが直撃。
あわてて養護教諭が眼科に搬送。
また雨の日に室内練習をしていた陸上部が、廊下に置いてあった傘立てにつまづいて足を切り出血。
あわてて養護教諭が整形外科に搬送。
ほんの一例に過ぎないが、現場ではよくある話と言っていいレベルだ(あってはならないのだけれども)。
安全配慮義務を。説明責任を。
管理職はそう口では言い、書類を配るけれども、教師が実際に部活の指導につけない時間が多いのは事実。
ただ、前述の野球部や陸上部の事例は、まだ不幸中の幸いなのかもしれない(もちろん大きな事故なので再発防止はするべきですが)。
こちらの記事をご覧いただきたい。
↓ 神戸新聞の過去の記事です。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201505/0008050744.shtml
以下、記事からの抜粋です。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
兵庫県立龍野高校(たつの市)のテニス部員の女子生徒が2007年、練習中に倒れ、寝たきりとなった事故。
事故にあった女性は当時、高校2年生で、硬式テニス部のキャプテンだった。
英語が好きで、将来は客室乗務員を目指していた。
あの日から目が見えず、言葉も話せない。
“植物状態”と診断された。
リハビリを重ね、好物だったプリンやヨーグルトは口から食べられるようになった。
だが、大半の栄養はおなかから管で直接胃に流し込む。
「どこまで意識があるのか、私たちにも分からない」。
父が寂しそうに言う。
笑い声に反応し、声を出して笑う。一方、夜から明け方まで叫ぶことがあるという。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
以上、抜粋終了。
顧問が指導についていないときに起きた事故で、植物状態になった生徒。
これは大きな大きな過失であり、学校側に責任があると言わざるを得ません。
なにせ、顧問の教師が監督責任を果たしていないのですから。
そして悲しいことに、部活の顧問は出張でその場を離れたとのこと。
自分の意志では無いにも関わらず、部活を見ることができない状況にあった。
部活を中止にする選択肢もあった中で、それでも部活を続けざるを得なかった。
こうした幾重にもねじれた制度の果てに、大切な生徒さんは被害に遭われてしまったのでしょう。
残念としか言いようがありません。
そして同じ教師として、その端くれでしかありませんが、心から申し訳なく思います。
では、なぜこういった事故が後を絶たないのか。
それは部活の顧問制度が不完全なまま維持されてきたことに他なりません。
そして全員顧問制の名のもと、顧問依頼を断らない・断れない教師たちにもその事故の責任がのしかかってきます。
行事や出張や会議などで、顧問として監督ができない状況であるにも関わらず、です。
善意であるボランティアで引き受けているにもかかわらず、一方ではこういった事故の責任を負わなければならない。
だから、悲しいのです。
善意であるのにもかかわらず、そこに生まれる事故。
そしてその防ぎようがない実態。
日々の中で起こる部活中の事故について、私はその都度こう思います。
「そりゃ、事故も起こるでしょう。起こるべくして起こっている事故だ」と。
顧問が見ていないのですから、事故も起こります。
そしてその状態を改善しようとする動きは、微塵もありません。
むしろ多忙には拍車がかかる一方であり、平日の部活監督につくことは厳しくなってきています。
どこのスポーツクラブチームで、監督もおらず何時間も選手たちだけで練習をさせるでしょうか。
怪我や病気のほか、選手たち同士のトラブルも多く起こることでしょう。
それが学校現場では平気で起こっているのです。
偶発的に起きた、低い確率で起きた事故だという人も多いでしょう。
それでも部活は素晴らしいと、青春のエネルギーを燃やす場として素晴らしいという人もいるでしょう。
それでもいいのです。価値観は人によりけり、それについても否定しません。
ただし、これは自然発生的な事故ではないのではないか。
制度的に欠陥があり、またその中で顧問が監督できなかったことによる『人災』ではないのかと考えてしまうのです。
苦しい状況の中、抜本的に制度を見直すことなくマンパワーに頼りすぎているからこうなる。
理由は明白なのに、対策を打たない。
そして被害に遭うのは子どもたちです。そして保護者もであり、私たち教師もです。
先ほどの高校での事故において両親はこう言っています。
「教訓は生かされているのか。事故を共有し、二度と起こさないでほしい」。
事故が起こらないように、顧問が監督できるような時間的・物理的余裕を作るべきです。
そして大きな責任を負うことになる部活顧問について、やる・やらないという選択肢を設けるべきです。
たくさんの責任や労力を問われることを知り、そのうえで部活顧問をやりたいという教師のみが、自らの自由意思において顧問をやるべきです。
本当に教訓は生かされているのか。甚だ疑問です。
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コメント
コメント一覧 (243)
いいぞ、パワハラに負けるな!
先生の仰る通り、子どもの怪我は怖いです。今子どもも疲れていて、怪我するのではないかと不安です。文部科学省の方々には早急にこの問題に対処して欲しいと思っています。というか、すべきだと思います。
ttp://www.fujitv.co.jp/widna-show/
「あなたが取り上げてほしいニュース」
のコーナーに応募してみるのはどうでしょうか?ワイドナショーだけではなく、こういったメディアに働きかけるのも1つの手かな、と思います。
最近、様々なメディアで取り上げられているので、ワイドナショーでは、違った目線で扱ってくれるような気がします。
とにかく、「各学校の状況に応じて適切に部活動を運営する」ことは、もう無理。
部活をやらせるのか、
定時退勤をさせるのか、
どっちなんだ?!と問いたい。
部活を教師にやらせる場合、違法状態だということも、わかってて言っているのか?!ということも合わせて問いたい。
文部科学省はどう考えているのか?
それでも「適切な部活動運営を」と、言ってくるのかな?
フジテレビのワイドナショー
ttp://www.fujitv.co.jp/widna-show/
「あなたが取り上げてほしいニュース」
のコーナーに応募してみるのはどうでしょうか?
まず、部活動が顧問の健康と家庭の犠牲の上に成り立っていることを世間に知ってもらうのが第一です。
一流企業の一部の製品が、第三諸国の過酷な労働現場だから安く作れていることを知ってもらい、それでもその製品を買うかどうかの選択をつきつけるのと同じです。
そして、それは生徒も一緒です。過度な時間的拘束。過度な練習。自分の子の部活では今でも体罰、罵倒は当たり前。部活顧問をするために教師になるという顧問にあたってしまった為、散々教育という名のいじめ、パワハラを受けてきました。勉強するには疲労の中、睡眠を削り自分の余暇もないまま頑張り続けるしかない。自分の子は部活より勉強が大事な子だったので、部活が苦で自殺未遂をしました。部活を辞めることで仲間に迷惑をかける。(主力メンバーだったので)学校内でも地域社会の中でも生きずらくなるでしょう。顧問は、そこまで子供を追い込む必要があるのか、程度というものをわきまえて欲しかったです。
148. 一生徒の親さんが言われるような「仲間に迷惑をかけると、いづらくなる」文化が日本では強すぎます。
小学校でもいろいろな機会で「相手のことを考える」「人に迷惑をかけない」など、他者や全体に対する配慮を重視する傾向がつよいです。それが大人になっても引き継がれているのです。
「配慮」「思いやり」「気遣い」などは多くの場合称賛されます。しかし、メリットはデメリットでもあるのです。
年休を完全消化を阻止する心理的要因は「私が休んだら、迷惑をかける」が刷り込まれているからです。
部活顧問を拒否できないのは「同僚に迷惑をかける」「生徒に迷惑をかける」の気持ちが先行してしまうのです。その本質的な原因が自分自身ではないのに、仕方なく引き受けてしまうのです。「自分を犠牲にして、他者のために尽くす」ことを美化する文化があるからです。
所詮、他人や組織は冷たいものです。自分自身が利用され、雑巾のように捨てられる時それに気づいても、失われた時間やお金は戻ってきません。
今行動を起こすべきです。「私は、勤務時間外はしません。」と。
『我々教員が「土日はしません。」と断言したら、劇的に変わるんです。我々教員はそのような合法的手段を持っていながらそれを活用していないのです。』に同意します。
今の私もそうしています。
部活動制度に疑問を持ち、苦しみ悩んでいる教員の方々は、堂々と宣言してみてはいかがですか。
私の場合は、校長に、「他の職業を考えた方がいい」と言われました。即座に私が「その発言は大問題だ。自分の土地場をわかっているのか!」と伝えたら、即座に「ごめんなさい」と平謝りしました。
つまり、自分がどれだけ腹を据えているかです。
制度そのものが間違っているのだから、こちらは堂々と主張すればいいのです。
たかが部活動で、勤務時間外労働を強要される筋合いはない。
周囲がガタガタ言ってくるのは最初だけです。今は同僚とも不通に仕事ができています。
『我々教員が「土日はしません。」と断言したら、劇的に変わるんです。我々教員はそのような合法的手段を持っていながらそれを活用していないのです。』に同意します。
今の私もそうしています。
部活動制度に疑問を持ち、苦しみ悩んでいる教員の方々は、堂々と宣言してみてはいかがですか。
私の場合は、校長に、「他の職業を考えた方がいい」と言われました。即座に私が「その発言は大問題だ。自分の立場をわかっているのか!」と伝えたら、即座に「ごめんなさい」と平謝りしました。
つまり、自分がどれだけ腹を据えているかです。
制度そのものが間違っているのだから、こちらは堂々と主張すればいいのです。
たかが部活動で、勤務時間外労働を強要される筋合いはない。
周囲がガタガタ言ってくるのは最初だけです。今は同僚とも普通に仕事ができています。
あくまでも顧問をするしないの選択権に賛同したのみです。
その選択権の運動すらマスコミ等に取り上げられたにも関わらず、文科省も動いていませんね。
部活廃止などの大きな動きに流れ込もうとするから
お手上げになるのでは?
部活の問題は山積みですが、先ずは顧問の強制を任意にする運動が先ではないですか?
>文科省も動いていませんね。
動いていないというのが何故わかるのですか?
その勤務時間で手当てがいくらだったらよいでしょうか。
私なら、10,000円以上なら納得してやります。
時給換算800円程度で、まあ最賃を超えるのでいいかと。
GWって何の略でしょうね。
よくぞ、校長に「その発言は大問題だ。自分の立場をわかっているのか!」と言ってくれました。今後、あなたには「うかつなことが言えない」と判断し、部活に関する仕事はこないと思います。成功です。
私の職場で私のような立場をとる人はいなのです。ほとんどの同僚が「できる範囲」などという立場です。この場合の「できる範囲」とはプライベートも含めての発言です。本来、勤務時間外は、個々人の聖域です。よほどのことがない限り「不可侵」なのです。
153. 保護者さんは、「文科省も動いていませんね」と言われています。
ご存じのように、時間外顧問指導は、「教員に自発的活動」になっているのです。いやいややってている顧問も少なくありませんが、時間外は校長の職務命令はできません。「本来なら、退校していいのに、顧問が勝手にやっている。」との判断です。したがって、勤務時間外の部活動指導に「やってはいけない」ような指導(たとえば、暴力)があれば、教員を指導(場合によっては懲戒)する必要があります。そうでなければ、「勝手にやっているサービス残業」にいちいち関わる必要はないのです。
文科省を動かすには「市民からの苦情」が効果的です。顧問のなり手がなく廃部が続出し、市民から「何とかしてくれ」という声が大きくなって動くのです。校内でうまく調整して毎年同じ程度の部活が続くようでは動きません。「それぞれの学校現場でそれなりに運営」できていると外部からは見えるのです。
私が初任の時、部活動には教科指導ができてから来てください、と主顧問に言われました。それから、長年の月日がたちましたが、今は初任者はまず部活指導をせよ、というのが主流になっています。
たった2割の教員が、顧問拒否あるいは勤務時間外部活指導拒否をすれば現場は変わる。
体罰、事故、怪我、勝利至上主義、手抜き授業などの弊害は大幅になくなるだろう。
中体連のような奴隷労働推進団体もメスは入るだろう。
管理職によるパワハラ人事評価もできなくなる。
所詮管理職は、我々職員たちからそっぽを向かれたら何もできない人たち。
いつの世も、支配者層が一番恐れるのは、民衆(労働者)の一揆・謀反(おかしいことはおかしいということ)である。
きっとあなたの学校でもこのブログを見ている同業者はいる思います。世間の話題を知っている人もいます。でも、部活について全く話題にならないのは、「体育科管理職に気を使っている」からです。
体育科管理職は部活について、職員のあいだで不満が出ることを恐れています。それをヒラ教員も知っています。不満が出た場合、それを鎮めることができないとわかっているからです。「少なくともオレがいる間はおとなしくしてほしい」が本音です。
我々にできることは、合法的手段をとることです。つまり、決まりを根拠に居直ることです。
体育科管理職は部下が居直る態度をとることを恐れます。居直られたら、説得できないからです。「子どものため」の殺し文句が通じなくなるからです。そして、多くの教員が居直ったら、管理職は自分自身も居直るか、崩壊するしかないのです。
あすなろさんはいまのスタイルを通してください。機会を見つけて、職員室でみんなに聞こえるように独り言をいってください。
17時になったら、「5時になった。条例で決まった退校時間だ。」といって帰りましょう。金曜日の17時になったら、「土日は、休息の日だ。給与がでない日だ。ゆっくり休み、好きなことをするぞ。」といって帰りましょう。もし、残っても勤務時間外の電話の呼び出し音には対応せず、「勤務時間外ですからでません。」といいましょう。最初は、変に思われますが、そのうちあなたの言動が「当然だ」と理解されるようにになります。
162. アンチ部活教師 さんの「力を入れて指導している顧問の部なんて、生活態度のさんざんな生徒ばかり」の件です。 部活至上主義教員たちは次にように言うでしょう。
「部活に本気で取り組んでないからだ。中途半端な活動をするから、生活態度までわるくなる。もっと、気合を入れ、立つことができないほど、死ぬ気でやれ!」
後日、都道府県教育委員会の教職員課に相談し、市町村教育委員会に対応を引き継いでいただいたものです。
結果報告ですが、「威圧的な言動」をしたとして管理職に注意するそうです。
私自身に、「威圧的な言動」に対する謝罪があるかどうかはまだわかりませんが。
板汚し 失礼いたしました。
本来部活動は、「生徒の自主的・自発的活動」である。
しかし現状は全く別物である。
日本の部活動で育った子どもたちは、指導者への依存メンタリティが育ち、自分の頭で考えない習慣が身に付き、自主性や創造性が欠如しがちである。
それはなぜか?
顧問もかつて部活動の中でそのように指導されてきたからだ。
指導者としての専門性も知識もない教師が、無理やり部活顧問を割り当てられ、指導まで要求されているからだ。
「教師なんだからコーチングを学び、指導者として研修すればいいではないか?」という声が聞こえてきそうだが、それは本来教師の仕事ではなのである。
海外のように、地域の力を活かせばよいのだ。
本来部活動は、「生徒の自主的・自発的活動」である。
しかし現状は全く別物である。
日本の部活動で育った子どもたちは、指導者への依存メンタリティが育ち、自分の頭で考えない習慣が身に付き、自主性や創造性が欠如しがちである。
それはなぜか?
顧問もかつて部活動の中でそのように指導されてきたからだ。
指導者としての専門性も知識もない教師が、無理やり部活顧問を割り当てられ、指導まで要求されているからだ。
「教師なんだからコーチングを学び、指導者として研修すればいいではないか?」という声が聞こえてきそうだが、それは本来教師の仕事ではないのである。
海外のように、地域の力を活かせばよいのだ。
他校との練習試合等あると思うけど平日で調整出来ないものかと中学時代から思ってましたよ
価値観は千差万別ですが勘違いしてる親御さんには遠慮無く正論ぶつけて良いかと思います
自分の学校の子どものために自分の子どもを見捨て部活に励む教師。
子どもの日は家族との時間を大切に!といって部活を無しにし、自分の子どもと楽しい時間を過ごしている教師。
保護者なら、どちらの教師に一票を投じますか?
つまり、運営については授業のような捉えです。欠席する場合は、その理由を部員は顧問に言いに来ます。放課後、代表生徒が「練習メニュー」を顧問に確認に来ます。終わったころ「終礼お願いします」と言いに来ます。夏休み中など、出席してない生徒がいれば、顧問が確認の電話をしています。日常的な活動はほとんど、顧問が丸がかえしています。
そのうち顧問自身は、学校生活全般に関して部活生の生徒指導・進路指導まで率先してします。学期末の結果を提出させ、学習上のアドバイスをしている顧問もいます。進学先の部活顧問を情報交換もしています。
顧問は、日常的な部活動だけではなく、進んで(あるいは仕方なく)多方面な関わりをしています。部活顧問をすれば、仕事が「ドット」増えるわけです。
生徒も保護者もコーチのように指導してくれて当たり前と思っています。顧問も、その部活についての「何でも屋」と見なす文化が学校にはあります。
外部講師を導入してても「連携」が残ると、厄介な業務が発生します。なにをするにも、外部講師との確認が必要になり、スピーディにできなくなります。学校が一切かかわらないシステムにすべきです。
いっそ正規職員大量に増やすか、外部完全委託しかないよね。
中途半端に関わるのだけはやめた方が良い
同感です。学校現場に「著しく欠落」しているのが
「ケジメ」です。
「生徒のため」という「魔法の言葉」一つで、
無理が通り、道理が引っ込む世界になってしまっています。
まだ生徒指導上の事故対応なら「仕方が無い」と思う部分が
ありますが、「本来的には趣味」の部活動まで、
公私の区別がなくなり、「私的時間の公的流用」を当然と
される現状は早急に正さなくてはなりません。
また、「(部活に打ち込みたい)生徒を見捨てる」という
批判もありますが、「部活として存在する」のは、
メジャーな分野に限定されます。
マイナー指向の生徒は、部活制度に「見捨てられている」
のです。100%の生徒の趣味を部活で拾い上げることは
不可能ですから。
(「部活をやりたい生徒を見捨ててはいけない」と
お考えの方、全ての学校に「アニメ研究部」や「落語研究部」
「鉄道研究部」を置いて、「運動部」同様に毎週7日ずつ、
熱血指導するべきだと主張しますか?)
「ソフトランディング」「現実的な改良」は、
耳あたりが良いだけの「ポエム」でしかありません。
「学校教育」と「趣味的活動」の「ケジメ」をつける以外に
道はないと私も思います。
私は自分が中学生時代、自分のやりたい競技がなく、3年間中学校に見捨てられた経験を持ちます。
その頃、先生に平日だけでいいし、試合とかもなくていいので自分の競技の部活を増設してくれと言いにいきましたが、「クラブチームに入れ」との回答でした。
ちなみに競技名は伏せていますが、モコさんが仰られているマイナー競技ではなく、スポーツ人口トップ3に入るメジャー競技です。
ですので、土日部活動がない今の中学生をかわいそうともなんとも思いません。
土日できなくても週5日の活動を無料で保証されている訳ですよね。
教師が、土日まで生徒に部活動に加入している生徒だけに奉仕活動をするのは間違っています。
部活動に奉仕する時間を、全体の奉仕者であるならば教材研究に費やすべきです。
それぐらい競技が好きでした。
だから、土日活動したいと希望する生徒に微塵たりとも同情しません。
仮に同情するとすればシングルのお子さんか、それなりの事情があるご家庭のみです
土日は時間外です。
土日したい教師、生徒は勝手にといったら言葉が悪いですが勝手に自分の責任でやれば良いです。
生徒も、保護者も、管理職も、同僚も、教師に対して超勤四項目以外の職務に対して、時間外の労働を命じることは法的に、そして倫理的にもできません。
その研究された授業を聞いていれば子供達は受験は受かりますか?
塾代も不要になり教科書の範囲がきちんと進むのであれば部活廃止にしてください。
困るんですよね〜授業はプリント、教科書は進まない、話していること心に響かず眠くなる。子供に暴言吐いてしょっちゅうクレームの嵐。
部活をやってないない先生がこれです。
部活が無くなるとこのような先生が目立ってくるのでしょう?
是非とも部活廃止にしてください!
教師は授業で勝負!
管理職の立場から言えば、悪態をつく面倒な職員だったでしょうけど(笑)
今年度から、正顧問から副顧問になり、休日は心のリフレッシュができています。そして気持ちを新たに、平日は、ゆったりとした気持ちで生徒と向き合い、空き時間や生徒の下校後は、教材研究に打ち込めています。
昨年度に比べると、心の余裕が全然違います。
心に余裕があるだけで、こんなに生徒との関わり方に柔軟性のようなものが生まれるとは…。
教材研究に没頭し、教材開発にまで手をつけることが苦でなくなるとは…。
そして何より、授業中、生徒が私に見せてくれる表情が変わったように思います。
もしかすると、今までは心の余裕がなく、生徒のそんな表情に気付けなかっただけかもしれませんが、部活動の正顧問という重圧から解放されたことで、教師として毎日が充実しています。
これからも、生徒のために教科経営と学級経営をがんばります!
私は、副顧問といえど、名前を出した以上、関わらざるを得ない存在と思っています。特に、心配するのが正顧問が出勤できない状況(病休、休職、など)になると、正顧問になるのではないのですか。また、正顧問から、「明日は休むので、よろしく」などと依頼されたら、断るのがむつかしくありませんか。(多くの場合「船頭が二人いると困るので、副は正に合わせている」状況だと思います。)
状況によっては、正顧問になる可能のある副顧問になることは大変危険だと思います。まったく関わらないほう(副顧問にもならない)が無難です。
部活動は任意活動なので、
退部すれば良いのです。
保護者の適切な判断力がないと、
子どもが不幸です。
また、顧問にとって、
そのようなご家庭は大変迷惑です。
結局、部活動顧問の選択権を保障している自治体はあるのでしょうか。
あるのであれば、このコメント欄で教えてもらいたいです。
きっと、そこの自治体の採用試験の倍率は跳ね上がるでしょう。
182.カメムシの亡霊さん
確かにそうなんですが。
ただ、例えば「自治体に確認したら顧問は強制できないと言われました」「首都圏は比較的選択権が認められている(どこかで読んだ記憶があるのですが・・・噂?)」など、何かしらのヒントがあればなあと思いました。
・校外実習その他生徒の実習に関する業務
・修学旅行その他学校の行事に関する業務
・職員会議に関する業務
・非常災害の場合,児童又は生徒の指導に関し緊急の措置を必要とする場合その他やむを得ない場合に必要な業務
経験上,校長はこの4項目に該当しても,決して時間外勤務を命じない。
例えば,職員会議や文化祭の準備。
会議の議題が多すぎて,4時から始まる職員会議では勤務時間内に終わらないことが多々あったが,校長は一度も勤務時間外の職務命令を出さなかった。
放課後,文化祭の準備で生徒が怪我をして,応急処置をして,校長に報告し病院に連れて行くとの承認を取ったにもかかわらず,後日,時間外勤務の申請をしようとしたら,時間外勤務の職務命令は出せないから出していないと言われた。
おそらく,全部の公立学校では,この超勤4項目に該当したとしても,教員が時間外勤務を認められ,時間外手当が支払われることはないだろう。
また,時間外勤務の職務命令は,自治体にもよるかもしれないが,直前では教育委員会の内規に反し,事前に,1ヶ月以上前になされなければならないことになっている。
ということは,生徒が死ぬか生きるかの大怪我をした場合,当然,1ヶ月前にわかるなんてことはあり得ないから,結果的に見殺しなんてことになるかもしれないね。
勤務時間外は学校業務でないから,勝手に応急措置をしたりして死亡したり,重い障害が残ったなんてことになっても,校長や教育委員会には責任がなく,すべてその場で対処した教員に責任が降りかかってくるからね。
いくら勤務時間外だからといって,知っていながら放置して帰ったとなると,教育委員会事務局の幹部は,保身のためにその場にいた教員に対して人事上の制裁を課し,批判を免れようとするだろうから,あくまでも,見なかった,知らなかったとして帰ってしまうのが一番よいのだろう。
179. カメムシの亡霊 さんへ
「178. 元・素人顧問 さんは、~私には副顧問の位置づけがよくわかりません。」
部活動そのものが、任意の活動なのに、過労死の原因になるほど強制力をもつ不可思議な存在な中、顧問の位置づけもまた曖昧、ましてや正・副顧問の規定などほとんどなされてないところがほとんどでしょう。
文字通り、副として年に何回かだけ引率につきあうだけの人から、コーチ的な役割で正顧問と同格で取り組む人までさまざまです。
ただ、正顧問が対外的な窓口・様々な文書の受取・起案者になるため、すべてを背負い込まないといけない立場になりがちです。
内・外部から部活に関する苦情が来た場合、対応を求められる人といった方が分かりやすいでしょう。
たぶん多くの学校では、「正副の役割分担は、各部活の実情に応じてうまくやってくれ。組織としてはその部各顧問の代表者として正顧問を指定してくれ」程度だと思います。
当然、顧問間には力関係が存在します。
全国各地、どこの学校でもこういうことが起こりうる、いや、悲しいことに起きてしまっているのだと思います。
私たち教師の現場の状況を踏まえ、きちんと機能していく体制が整えられるにはどうすればよいのか。ここに集まるこんなにたくさんの仲間の声を無駄にして欲しくないと切に願います。
部活熱心な教師が勝ちたいあまりに
お気に入りの強い子供にしか指導しないし
補欠は練習試合や大会もまともに出させてもらえません
自分たちでスポーツを楽しむためのチームを作ったとしても
同好会は総体にはエントリーできません。
エンジョイ勢のために顧問をやりたがる指導者もいません。
それなら学生が自主的にチームを運営できる環境にしてください。
学生だけで大会にエントリーできるようにシステムを変えてください。
今の部活制度は顧問の権限が強すぎて楽しむためのスポーツなんて学生だけでは実現できません。
こんな勝利至上主義に染まった環境でスポーツをやっても楽しくないし嫌いになるだけです。
そもそも実力がないからスポーツをやる資格すらないそうです。
部活指導者って何様のつもりなんですかね?
拒否されることなく顧問を持ってくださった先生に感謝しております。
しかし関西のおこしやす市でこのほどこのような事がおこりました。尚、この地域は部活のための越境通学は認められていません。
春季大会で優勝、準優勝したチームは越境バリバリ
教師も校長も越境を許し作り上げられたチームが成績を残しました。また新入生も越境して顧問を頼り入学しているとのこと…
又、準優勝したチームはこの春顧問が異動してきたチームです。
お土産を2名引き連れ転勤です。
公立中学でこのような事がまかり通る世の中ではおかしいですし、ここのコメントを読んでいて悩みに悩んでいましたが、部活廃止!中体連もこのようなことを許しているのであれば意味がありません廃止が妥当かと。一律社会体育への移行を切に願います。
裏の手を使い越境して作り上げたチームで勝ち
その次は何をこどもに教えるのですか?
目的のためなら手段を選ばず自由主義で生きていけ!と教えるのですか?
部活の成績が教師の成績へと反映され、子供達の進路に繋がるからこのようなことになるのですよね…
先生方で部活廃止で署名運動して欲しいです。
ダメな理由ってなんだろう。それでなんで部活廃止という話になるのか。
越境OKにしたらいいと思うけど。
なんで越境がダメなの?
ダメな理由ってなんだろう。それでなんで部活廃止という話になるのか。
越境OKにしたらいいと思うけど。
例えば「自分の学区に水泳部がないから、水泳部のある学校に越境」はオッケー
しかし、「自分の学区のバスケ部が弱いから、強そうな学校に越境」これはダメ
これやっちゃうと何のための学区なのか、なぜ学校単位で試合に出ないといけないのか分からなくなる。
ただのクレーマー
モンスターペアレンツ
義務教育の基礎理念(校区)を超えて勝負にこだわることをよしとすれば、教育環境の公平性を担保できない弊害となります。
ほんの一部の人間が特に指導者と保護者がルール違反をしているだけではありますが、越境することが堂々と行われているおこしやす市ではもはや部活動の範囲を超えているように思われます。
準優勝したチームには春季大会が終わり次第、元の
チームからまた越境者が出て片道11キロの通学をされます。
私学ならともかく、公立中学という税金の投入された公の施設でこのようなことを横行するのであれば
これは全国的に見てもある話なので、部活廃止、社会体育への移行とするのが望ましいと考えます。
日本のナショナルチームが、外国人監督勝だらけなのには理由がある。
非科学的で非論理的。
我慢、忍耐、根性。
長い目でみた育成より、目先の小さな勝利優先。
これが部活動だ。
未明から始まる朝練。
深夜まで続く合宿の練習試合。
顧問による体罰と言葉の暴力。
深刻な怪我。
勝利至上主義による弊害。
住民票操作の越境を指南する顧問とそれを黙認する管理職。
辞めたくても辞めさせてもらえず不登校になる生徒。
後を絶えない部活動での不祥事。
自分が気に入らない意見は
クレーマーとかモンスターと言って
レッテルを貼れば論理性がなくても簡単に否定できますね
それに自分は親ではなくて学生です
補欠問題ももっと深刻に取り上げるべきです
補欠だって好きなスポーツができないのに
土日の試合で長時間拘束されて自費で雑用をやりに行くんですよ
指導者にとって都合の良い奴隷じゃないですか
彼らは試合に出てスポーツを楽しむ権利が無いのでしょうか?
同感です。
今日の成果は,カサゴ2匹とメバル1匹,それにフグ一匹。
フグは食べられないので,海にリリースです。
楽しいね。
精神的にリフレッシュしますね。
土日に部活動をやるなんて,バカの極地。
今までの時間を返してもらいたいね。
生徒も親も,試合に勝ったりしていれば,ありがとうございます何ていうが,何か事故が起きて大怪我や死亡なんてことらなれば,不可抗力や,生徒が指導に従わなくて生徒に非があっても,責任を追及してくるからね。
休日の部活動は,校長の職務命令は出ないため,顧問教員が好きで勝手にやっていることになっていて,事故が起きても,学校業務でないから,校長や教育委員会には責任が及ばず,すべて顧問教員に降りかかってくる。
教育委員会事務局幹部(課長,部長,教育長など)は,顧問教員に信用失墜行為として,必要以上の懲戒処分を課し,批判の矛先が教育委員会に向かないようにする。
一番軽い懲戒処分である「戒告」であっても,昇給延伸,ボーナス減額,出世の道は閉ざされるため,若い教員であれば,生涯賃金が数百万円減ることになる。
懲戒免職なら,退職金なしの上,教員免許は失効し,3年間取得できなくなる。
また,生徒・保護者から損害賠償訴訟を起こされたら,自腹で弁護士を雇い,対抗しなければならない。
敗訴したら,当然,賠償金を支払わなければならなくなる。
そうでなくても,自分や家族との時間が犠牲となり,交通費やユニフォームなどは自腹で,部活の度に事故等への不安を抱えなければならない。
「すると、家の到着時間が勤務時間外になっても、その時間まで在校しなさい、という意味ですか。時間外を命じていると解釈していいですか。」と。もし「そうだ。」と言えば「教育委員会に確認します。教頭から部活動による勤務時間外を命ぜられたと」と反応してください。
もし、教頭が「顧問が放課後残して、帰宅が遅くなったんだから、そこまで責任をもつのが当然だ。」と言ったら、次のように答えてください。「それなら、帰宅時間が勤務時間内になるように、いまよりずっと早く、終了させます。」と。
補欠で3年間過ごし(実際は補欠の補欠のほうが多いかもしれません)、縁の下の力持ち的存在を賛美する文化があります。以前、甲子園出場校のなかで「補欠選手がキャプテン」校がありました。
「補欠だから退部する」という選択は、実は大変勇気がいるのです。「あとちょっと、続けていたら試合に出られたかもしれない」という後悔や、「部活は続けてこそ意味がある。途中でやめるやつは落伍者た。」との批判、などから脱出しなくてはならないからです。
現在の部活動が置かれている状況を説明すると、労使問題に詳しい人から部活動を見ると、「サブロク協定」の精神に反するものだと言う。
部活動は勤務ではない、教員の自発的意志によるものだ、多くの人がそう思っていたから休みも取れず、長時間の部活動が看過されてきたのではないか。
部活動は労基法をも超越した存在なのであろうか。
部活は教育課程外なので、公平にって無理ですよね。現に公平性の欠片もないわけで、そんに中で越境して自分のやりたいスポーツの盛んな、または優秀な指導者のいる学校を選択するのが、なんでダメなのですか。
勝つ事だけが全てなんて学校って実際にあるのでしょうか?
私立の学校にしてもイメージが大事だし…教育の部分も大きいと思いますよ。
越境を否定する人の方も勝利至上主義的な思考にみえますよ。
で、何のための学区なんですか?
まさかスポーツチーム分けのための学区じゃないですよね。
越境して学校に行くこともよくわかりません。
尚、住民票を移し実態のない生活を偽ると法にも触れますよ。
私が話していることが勝利至上主義に当たるかは
私には理解できません。
私が訴えているのは、公立中学でそのようなスポーツの為の越境者が益々増えることを懸念して、例えばカラスさんのようなお考えの方が増えるとみて、いっそ学校単位の部活動から、社会体育に移行した方が良いのでは?と考えます。
指導者を慕い集まるのですから、学校は関係ありませんよね?団体登録してしまえば、学校は無料で借りれますから。
教員でも社会体育のコーチになれるのですから、
今までと変わらない予算とチームメートで競技を続けることはできますよ?
それに至っては教員にはお金を渡すことができませんから、今までと変わらないと申しています。
また、越境を勧める教員はお金の問題ではないと思われますのであくまでも私見ですが…
私学なら親がそれなりの教育費を負担して行かせるわけですから、部活の盛んな学校、進学がずば抜けている学校あって然りかと…
>部活動は勤務ではない、教員の自発的意志によるものだ、
>多くの人がそう思っていたから休みも取れず、
>長時間の部活動が看過されてきたのではないか。
現状は「教員の自発的意志」を強要されています。
「部活大好き教員」と「部活大好き部員」に
「部活大好き保護者」が、「生徒のため」として、
「教員の自発的意志」で、勤務時間外や勤務不要日に
自発的出勤して実のある指導をすることを「当然の既得権」と
して要求しています。
「教員は人として尊重されていない」と評される部分です。
>部活動は労基法をも超越した存在なのであろうか。
「部活動は神聖にして冒すべからず」が、学校現場を支配する
「不文律」です。
「法的根拠」は「生徒のため」「教育的配慮」です。
「一つのことに打ち込むのはイイコト」、
「スポーツは人格を陶冶する」という「信仰」は、相当に
根強いものがあります。
体罰で主将を自殺に追い込む籠球部顧問、
高校在学中にくわえタバコでパチンコをしていた甲子園の
ヒーロー、超一流選手しか出場できない五輪でも後を絶たない
ドーピング問題などには目をつぶり、スポーツを通して
規則を尊重する態度や人間関係を学び、人間性を高める、
という「都市伝説」に学校だけでなく日本社会が支配されています。就職に「運動系部活経験者」が優位になる現状もあります。
その「犠牲」になっているのが、
「部活に生き甲斐を感じない教員」です。
ここ(当ブログコメント欄)でも、
「部活指導がイヤなら教員辞めろ」という書き込みが散見
されます。
教員の専門性は大別すると「教科指導」「生活指導」
「進路指導」に集約されます。
「部活指導力」は「必須」ではありません。
フランス料理のシェフに「勤務時間外の犬小屋作り」が
イヤならシェフを辞めろ、というほどにナンセンスなことが
まかり通っているのです。
いまでこそ、その種の情報はネットでわかりますが、私がこの仕事についたころは、わかりませんでした。自分の狭い経験から推定していたのです。教員の服務や時間外の取り扱いなんて知りませんでした。
その気になれば、情報を得られたかもしれません。しかし大学4年生にとってはまず「合格」することが第一です。そのための勉強で精いっぱいでした。自分から教育委員会に質問しても、現場の実態は教えてくれなかったと思います。現職に質問するにしても「ツテ」がありませんでした。そんな時間があれば、教職教養の勉強時間にあてていあたと思います。
現場にまず入り、その中で「このやりかたはおかしい。」と主張し、合法的手段をとり、改革してゆくことは間違っていせん。自分の所属する組織をより、働きやすい職場にするために、発言し行動することは、正当です。
>なる前にわかっていたこと。
>それを承知で教員になったんだろう。
私も実際に何回も言われました。
しかし、自分の中・高校時代の部活動の経験では、
「顧問」はあくまで「顧問」であり、
部員内で処理しきれないレベルのトラブルでも無い限り、
顧問の介入はありませんでした。
そして、顧問が介入せざるを得ないレベルのトラブルに
発展することは、部員(特に上級生)にとっての
「恥」であり、極力そうならないように努力してきました。
大会の出場登録も全て自分たちで行っていました。
また、成績に「1」があったら「自己申告で退部」も
各部のルールとして守られていました。
(次の学期に「1」が無くなったら復部可)
書類も部員が全て記入し、顧問には「認印」を
押してもらうだけでした。
本当の意味での「自主的・自発的」な自治の場でした。
それが私が「承知していた」部活動でした。
教員になったときには、部活は『魔改造』済みでした。
「こんなハズじゃなかったのに…」というのがホンネです。
「なる前に分かっていただろう」と言われたら「知りませんでした」で終了です。
「知らせていましたか?私が知らされていたのは週5日勤務、8:30〜17:00、土日祝日は休みということだけです」
「公立高校が労基法を無視して運営されているなんて…知らせていましたか?
」で議論は終了です。
実際、こんな実態を、私は知りませんでした。顧問はボランティアとして扱われているのに、全教員に強制されていることを。あんな酷いやり方で顧問を強制させていることを。
最近になって、多くの国民が、「え?そんな酷い扱いなの?」と驚いている、その程度にしか、私も知りませんでしたよ。
メディアがよく補欠美談をやっていますね。
僕は補欠美談は大嫌いです。
試合に出られずスタンドで応援する部員をすばらしい文化だと褒めるのは
補欠制度を助長するような悪趣味なコメントだと思います。
補欠を嫌がり部活を辞める奴はダメ人間だという風潮を作り上げています。
自己犠牲の美談、続けることの美談なんて言ってますけど
美談が基準となりそれを拒絶する人間はクズだというレッテルが張られることってありますよね。
スポーツをするだけでこんなに息苦しい日本は
まだまだスポーツ後進国なのだと思います。
「部活を辞めて成績が上がったヤツなんていない」という
都市伝説もありますね。
これも補欠に耐える部員を美談化する根拠になっています。
私は、部活に熱中するあまり、志望校に対して低すぎる成績の
生徒の部活を辞めさせて、成績を上げて志望校に入学させ
たんですけどね。
>スポーツをするだけでこんなに息苦しい日本
スポーツと武道の混同が原因ではないかと考えています。
部活と学習を「文武両道」と表現しますよね。
本来「殺人術」の武道と本質的に「娯楽」のスポーツは
根本から違うモノなのですが、日本では混同されて、
武道が求める「精神性」が、スポーツに流用された結果、
スポーツが「勝利至上主義」に染まってしまったものと
思います。(武道では勝たなきゃ終わり=死ですから)
「プレーを楽しむ」のではなく「勝利」が目的化している
背景だと考えています。
部活動が「生涯スポーツ」の壁になっている矛盾に
「体育業界」が気がつくことはあるのでしょうか?
「スポーツと武道の混同」
↑
ほぼ同感です!
(武道=殺人術は違うかな)
(武術はそうかも)
「礼」をし過ぎる。
・物や場にまで礼をする。
それなのに、
プレー中や応援に「非礼」な言動がある。
・体育館に入ったり出たりするときにも礼。
それなのに、
普通教室や特別教室への出入りは何も無し。
そういうところには違和感を覚えますね。
例えば,愛知県教員採用選考試験受験案内では,22ページに勤務時間等として,
勤務時間:1週間について38 時間45 分
休日等 :土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12 月29 日~1月3日)
休暇等 :年次休暇(4月1日採用の場合,年20 日),療養休暇,
特別休暇(出産休暇,生理休暇,忌引休暇,結婚休暇等),介護休暇等
と記されている。
勤務時間外や休日の部活動について,一切の記述がない。
これ以外の勤務条件として,受験者が知り得るものとしてあえて取り上げるとすれば,公開されている条例や規則である。
ここにも,勤務時間外や休日の部活動について,一切の記述がない。
これらは,公式の勤務条件であり,受験者はこれを見て,納得して選考試験を受験し,採用されたのである。
現場の実態云々なんて関係ない。
>(武道=殺人術は違うかな)
剣道も柔道も元は剣術・柔術であり、
源平の合戦の昔から戦国時代にかけて
磨き上げられてきた戦闘技術です。
江戸時代という平和な時代に精神性が加えられて
現在の剣道・柔道につながります。
元の元までたどると、「スポーツ」のような「再戦可」を
前提とする「競技」と、「宮本武蔵と佐々木小次郎」の決闘の
ように、再戦不可能な「試合」を前提とするものとは、
分けて考えるべきだと思っています。
ラグビーは「ゲーム」後は「ノーサイド」を明確にしています。ベースボールの「始め」の合図は「プレイボール」ですね。あくまでも「プレイ」なのです。
日本では、スポーツの「ゲーム」を「試合」と訳した時点で
マチガイが始まったのかもしれません。
部活の総体が負けたらそこで終わりのトーナメント戦であることが
負けることが死に直結する武士道精神と通ずる部分があるのかもしれません。
サッカーは海外を見習ってリーグ戦や二軍も出場できる大会などの整備を行っていますが
肝心の指導者が勝利至上主義の頭の固い人ばかりなので
練習も試合も一軍優先で補欠の面倒は見たくないという人が多いみたいです。
もう部活の顧問制度そのものをなくして
学生主体でチームが運営できる制度に変えた方が良いと思います。
大会は教員の引率がないと出場できませんよね?
引率は不本意に部活顧問を引き受けている先生にとって大きな負担ですし
部活動大好き教師も補欠のためにとなると途端にやる気をなくします。
それなら学生だけで大会にエントリーできるように体育連盟は改革を行ってほしいです。
今更なんですが、本当は、「教員は土日の部活動を禁止」と文科省が徹底するだけで、矛を収めることが出来たんだと思います。
土日は教員は関与しない。関与してはならない。
土日に活動を行う場合は、全く外部の責任でグラウンド等を使い、月曜日に教員に返す。
月曜朝チェックして備品等壊れていたら、「土日に壊れたものはそちらの責任で直して下さいね」という感じです。
学校は国と自治体のものであり、教員のものではない。
こんな形を提案してくれれば良かったんですけどね。
文科省さん。
「212. moco
しかし、自分の中・高校時代の部活動の経験では、
「顧問」はあくまで「顧問」であり、
部員内で処理しきれないレベルのトラブルでも無い限り、
顧問の介入はありませんでした。」
今の部活動顧問が、ブラック強制業務になった理由は、山ほどありますが、その一つに、部活動を生徒の自治に任せることができずに、教師がつきっきりにならざるえないこともあります。
キャプテンも、かっては名誉職であり、皆から一目おかれていたのが、どうかすると誰もめんどくさがって引き受けなかったり、部をまとめる気がまったくなかったりすることさえあります。
生徒の人間関係にも、絶えず目を配っておかないと、いじめや相互無関心で単なる練習場所になりかねません。
昔を懐かしんでの部活動擁護論は時代錯誤です。
トーナメント制は限られた時間で順位を出すためには
優れています。
一方、リーグ戦は、試合数を多く確保することに優れます。
試合が好きな顧問や部員にとってはリーグ戦で多くの
試合経験を得られるのですが、初心者部員や不本意で
仕方なく引率している顧問にとっては「地獄の1日」に
なります。
以前、初心者ばかり率いて引率した地区大会予選が
リーグ戦で、最後の最後に全国レベルの学校に
当たりましたが、部員も私も疲れ果てていて、
相手校に「棄権」を申し入れたことがありました。
※部員と私(顧問)の完全な同意の上です。
(インターハイ上位で戦ってきた相手に、高校に入って、
強制された部活で始めた2カ月の初心者では、
経験を積むことにもなりません。)
主催者側は、「多くの試合経験を積ませてあげよう」という
親切心でリーグ戦を取り入れたのは判るのですが、
「そりゃタマラン」と感じる者もいます。
エンジョイ・スポーツとチャンピオンシップ・スポーツの
住み分けは、地域スポーツか、大学の同好会まで
行かないと無理なようです。
>昔を懐かしんでの部活動擁護論は時代錯誤です。
部活を擁護する意図は全くありません。
「自発的・自主的・自立的・自律的・自治」活動でない
部活動などに存在価値は「ない」と考えています。
なぜ以前と変わったのか、原因は多々ありますが、
「競技力向上」が「自主性」に優先されてきたこと、
そのために、「教員の介入」が効率的だったことが
あると思います。
学校側も各部活動の大会の成績を「教育の成果」として
利用し、それが保護者からも「目に見える結果」として
歓迎されました。部活が好きな顧問にとっても
「はっきりと出る教育実績」として「良いこと」でした。
他(部)校でそうやっているなら…と、広がっていき、
未経験競技を受け持たせた顧問にも、
「勉強して追いつけ!」と部活指導者になることを強要する
現状に行き着いてしまったものと思っています。
学校は(一部の例外を除き)、各競技の選手養成機関では
ありません。あってはいけません。
それなのに各競技の底辺を担い、「ダイヤの原石」を発掘する
ためのシステムに組み込まれてしまっています。
学校の部活動を存続させるのなら、「学校における部活動」の
「本来の目的・役割」を見直すことから始めなくては
ならない、と考えています。
マスコミの力は偉大だと思ったのは最近生徒ですら部活にこない教師を罵倒する生徒を論理的になだめ込むやつがいる笑
特に帰宅部として馬鹿にされていた層が知識身につけて活気づいてるね。
文化部や帰宅部を卑下しているうちは同調圧力そのものと変わり無い。
そろそろ気付きませんか。
ついでに、一部文化部に今もまだ受け継がれている、自治的部活動から学んでみては?
1週間に一回のペースで更新頑張りたいと言っていたのはどこへ??この場も「自分のペース」なんですか
毎日見てるんですよ。くたびれる。。。
ほとんどの学校では、入部希望者を全員加入させると思います。(その理由のひとつが「部活動振興費」を全員から徴収していることです。)私の学校でも70名以上の部員がいる部(団体競技)があります。学校の施設、設備、人員などから希望者を全員加入させ、顧問が面倒見るのは不可能です。したがって、3年間「球拾い」組が存在します。
そこで、入部人数に制限をかけることはできないのでしょうか。あるいは、部員をいくつかのグループに分け、活動しない日(帰宅する日)を順に指定して、週あたりの活動日を3日程度にすることはできないのでしょうか。
放課後残っている生徒が多すぎます。学校のグラウンド、体育館、コートでは部員全員が活動することは困難です。
「知らせていましたか?私が知らされていたのは週5日勤務、8:30〜17:00、土日祝日は休みということだけです」
「公立高校が労基法を無視して運営されているなんて…知らせていましたか?
」で議論は終了です。
いやいや、企業研究が足りないんだよ。
私は222.高校教員Gさんに同意です。
土日の部活は外部指導者又は保護者が運営する。
この場合、事前に全保護者へ活動時間と内容を詳細に告知し
希望する生徒(家庭の同意あり)のみが参加する。
あくまで生徒が自主的に練習するため責任は自分にある。
(休日に友達同士で公立体育館で練習することと同じ)
事前に告知した練習時間を守らなかったり、指導者が強制
参加を命じたことが明確な場合は学校長権限により施設使用
停止などの罰則を与えることが出来る。
あくまで土日のみの制度。
細かい点は修正すべきだが、大方この方向にしていけば
良いのでは?
つまり土日は学校を使用した習い事ととらえる。
当然、引率等も外部指導者または保護者が行う。
(部活をやりたい教員は外部指導者として登録できるが、
保護者の同意が必要など)
いきなり部活顧問制度の廃止は難しいと思います。
要は度が過ぎているのであって、平日に限れば、多少のボランティアはやってもいいんじゃないかという気になるのが教員です。
ただ、土日は休み。これは労働者として譲れません。
土日は部活動禁止。
それに反対するのは、部活動大好き教員だけです。いわく、「試合に勝てないじゃないか」
「ばかやろー、部活動は勝つ為にやるもんじゃねえ!教育活動の一環としてやるもんだ!」
一方の職員室では部活派教員たちが「あいつらどうせ勉強なんかしないから、テスト期間も部活入れてやった方がいい」「勉強も大事と言ってる以上は部で勉強会もその後にやるか。これこそ文武両道だよな」との声。テスト期間に生徒が遊んでしまうのは子どもからゆとりを奪った大人が原因だと気付いていない。部活の勉強会が部員以外を排除し、その部員だけ特別待遇を受けているような印象ー不公平感ーを生徒らに与えているのもわかっていない。
自分たちはいいことをしていると盲目的に信じている教師の姿が私には奇妙に感じる。
部活顧問は、部活動だけににすればいいのに、手を広げすぎるんです。学期末には、成績を提出させ個人面談をしてる人もいます。生徒指導上の問題事象が発生すれば、所属部活動とは関わりないのに進んで入ってきます。学級担任・生徒指導担当者などの説諭のあと、「私からも、部活顧問として」などと言って関わってきます。
「生徒のため」と言いさえすれば本当に生徒のためになるわけではないですよね。部活もしかり。「生徒のため」という言葉は、教師が自分を正当化というか美化するための、ある意味たちの悪い言い訳で用いることが多いように思います。「生徒のため」といって肥大化させ続けた部活指導に関する業務をなくすことによって、生徒の思いに目を向けること・知的に満足させることなどが行いやすくなり、かえって生徒のためになると思います。
そりゃ、人間って誰かの役に立ちたいっていう思いはあるものだと思いますよ。自分のしたことで誰かが喜んでくれるって幸せなことですから。部活熱心な先生って、もともと好きなスポーツとかがあって、自分が指導することによって子どもたちが喜んでくれるのを見ることに喜びを感じる人が多いと思います。だからといって、本業見失って部活ばっかりやり過ぎるのはいけないよねって話を彼らに話してもさっぱり理解しませんね。。。困ります。
いまだに、「顧客のため」と発言する経営者もいます。 「お客様は神様」信仰に洗脳された輩が少なくないんです。
私は、一番大切にしなければならなおのは「従業員」だと思います。従業員がイキイキすることが、結局いい仕事につながるんです。
私は、批判覚悟であえて言います。
「学校の中心は、児童生徒ではありません。教員です。教員が働きやすい環境を実現することが、学校づくりの基本です。」
どう思います?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160515-00000014-mai-life
yahooニュース毎日新聞
定時に仕事が終わらない職場環境は、日本の異常な点だが、
最初から、定時外に仕事が割り振られている教師の職場環境は
異様だ。
現役高校教師A
会社にたとえても同様だ。
大事にされていない従業員が,お客を大切にするわけがない。
介護施設で入所の高齢者を投げ落とし事件。
介護士の労働環境や待遇の劣悪さは,新聞紙上やてれびでも取り上げられているとおり。
「すべてはお客様のために」と嘯いていた居酒屋経営者が,従業員をパワハラ・サービス残業&タダ働き出勤で死に追いやり,経営する介護施設での入所者の事故死に対して,その家族に「1億円欲しいンか!」と言い放ったのは有名な話し。
そのとおり。
一流の教育にはお金がかかり、富裕層はすでにそのサービスを受けている。
富裕層は、結局のところそんな介護施設や居酒屋には行かない。
高い金払えば、より良いサービスが受けられる。
高単価で金が落ちるから、優秀な人材を集められる。
だからサービスの質がまたぞろ高まる。
逆に安いのは質が悪い。
至極当然あたりまえのことでしょう。
だからね、義務教育でもなんでもいいですけど、受益者が金払わないのだから論外なんですよ。原理原則からすれば。
労働者として、より高待遇を求めるなら、相応に自己の能力開発して自分で動くのがこれまた原理原則。
でも、給料だけ見れば、教育公務員って、能力の割には待遇良い部類だと思いますけど、違いますか?
特に長く居座れば居座るほど給料上がるなんて、今時珍しいと思いますけどね。
数学教師は25歳でも55歳でも同じ数学教師でしょ。なんで年数で給料違うのかさっぱりわからないですよ。
もちろん数学教師と学校長では責任も役割も違うわけで、当然に報酬が違って当たり前ですけどね。
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